金沢文庫Blue Moonにて
2ヶ月ぶりの私のSpecial Soul Sessionを行った。
今回は旧知の盟友Guitar加藤素朗氏と
Slave Of The Grooveで何年も御一緒させて頂き
2月に6年間の単身L.A.での音楽活動から
完全帰国した加藤Q久幸氏を迎え
何とも心強いメンバーでのLiveとなった。
それもあり、今回は新曲や久々の楽曲を集め
非常にバラエティーに富んだSet Listにチャレンジしてみた。
観客の方々にも非常に喜んで頂けたようになによりであった。
今回の個人的な目玉はやはり新曲。
RosannaとJOJOは私が大好きな曲なのだが
好きなあまり、今までプレイするのに
自分の中で敷居が高かったのだが
今回この素晴らしいメンバーと演奏するにあたり
ようやく決心がついたわけである。
他にもWhat Is Hipは加藤久幸氏との
Slave Of The Groove初期の頃によくやった曲であり
Some Skunk Funkは加藤素朗氏と
100回以上演奏したと思われるほどの曲。
とにかく盛り沢山の内容となったが
無事に終了し、ホッとしている次第である。
次回のSpecial Sessionの予定も近々決まるので
お時間のある方は是非ともいらして頂きたい。
2008/5/23
伊勢賢治Special Soul Session@金沢文庫Blue Moon
1st
1Brazilian Rhyme
2Can't Hide Love
3If Only For One Night
4JOJO
5Every Breath You Take
6Just The Two Of Us
7What Is Hip
2nd
1Colibri
2Englishman In New York
3Right Here Waiting
4Georgy Porgy
5Rosanna
6Smoke On The Water
En
1Some Skunk Funk
2Desperado
3What's Going On
さて、女子バレー日本代表は
北京五輪最終予選での大一番、韓国戦に臨んだ。
韓国はアジアでのライバルとは言え、完全に格下。
しかしながらこの試合に勝利すれば
日本は北京五輪への出場が決定する。
日本のスタメンは不動のメンバー。
竹下、高橋、栗原、杉山、荒木、木村
そしてリベロに佐野が入る布陣。
対する韓国もベストメンバーで臨んで来ている。
第1セットまずは韓国のポイントでスタートするが
日本は木村、高橋などが決めて対抗する。
しかしながら序盤は両チーム共に硬さがあり
最初のテクニカルタイムアウトは6-8で迎える。
ただ、タイムアウト後は栗原のスピードに乗った
バックアタックが3連続で決まるなどして波に乗る。
そこに荒木のブロックポイントなどが決まり
16-11と日本は逆転、そして大量リードを取って
2回目のテクニカルタイムアウトを迎え
韓国の逆襲に会いながらも24-19でセットポイントを迎え
1ポイントを返されるが、最後は荒木のクイックで
25-20で第1セットを先取する。
続く第2セット、韓国のサーブミスで始まる。
このセットも序盤は均衡を保って展開するが
やはり高橋の素早い攻撃や荒木のブロック
そして栗原のバックアタックが良く決まる。
韓国が連続ポイントを取っても
こういった良く決まる攻撃のカードを持っているので
素早く追いつき、そのまま逆転すると言う
何とも韓国に取っては嫌なチームとなっている。
しかし韓国の特徴は粘り強さ。
それだけに油断は禁物である。
最初のテクニカルタイムアウトは8-7で日本が
僅かなリードを取って迎えるが
タイムアウトの後、栗原のサーブポイントや
バックアタックが止まらない。
完全にエースの風格漂う選手と言えるだろう。
非常に心強い存在である。
その後も杉山のクイックやサーブなどが光り
2回目のテクニカルタイムアウトは16-9と
リードを大きく取って迎え
そのままリードを保ってセット終盤へ。
残念ながらセット終盤で杉山が
効果的な攻撃が出来ていないのを理由に
杉山に代わって多治見が入る。
日本は韓国の粘り強いバレーに多少苦しむが
24-18でセットポイントを迎え
韓国に1ポイントを返されるも
最後は韓国が打ち切れず、25-19で
日本は第2セットも連取した。
迎えた第3セット、日本は再度杉山を戻して臨む。
このセットも序盤は均衡が崩れない。
戻った杉山だが、どうも波に乗れていない。
最初のテクニカルタイムアウトを7-8で迎え
その後も杉山だけでなく、チーム全体が波に乗れない。
荒木のブロックポイントや栗原、高橋などが決め
杉山も徐々に調子を上げ始めるが
韓国も調子を上げて来ており
13-16と韓国にリードされて迎える。
日本は荒木の驚異的なブロックで食い下がるが
21-24で韓国にセットポイントを握られ
最後は木村がブロックされ21-25で
第3セットは落としてしまう。
気を取り直して迎えた第4セット
第3セットから徐々に調子を上げてきた
杉山のクイックが決まり、日本のポイントからスタートする。
杉山だけでなく、このセット全選手が良い流れで
セットに入れており、序盤から韓国からリードを奪い
最初のテクニカルタイムアウトは8-5で迎える。
その後も栗原の強烈なスパイクや
息を吹き返した杉山のクイック、高橋の安定した攻撃などで
日本はリードを広げて2回目のテクニカルタイムアウトは
16-8とダブルスコアで迎える事となった。
韓国はこの日本の波に乗った勢いに押され
どうにも立て直す事が出来ず24-12と圧倒的なペースで
日本はマッチポイントを迎える。
韓国に1ポイント返されるが、最後は高橋の相手を
あざ笑うかの様なフェイントが決まり
25-13で第4セットを取り、勝利を収めた。
最後の高橋のフェイント、本当に頭が下がる。
この緊迫した流れでの試合の中で
最後の1ポイントは思い切り打ちたいところ。
そこはフェイントとは本当に冷静で素晴らしい選手である。
サッカーで言えば遠藤の様な風格が感じられる。
この試合の勝利でついに日本は北京五輪への切符を獲得した。
これまであと少しというところで切符を逃してきただけに
この勝利は本当に嬉しいものだろう。
しかしながら、これで北京五輪でのメダル獲得の
スタートラインに立ったわけで
本当の試合はここから始まる。
次はついに北京五輪本戦、メダルに向けて大いに奮戦して貰いたい。
今後の日本代表に期待したい。