iPhone3Gが全世界で発売になってから
なんと3日目で100万台を突破した。
個人的にこのiPhone、買い控えである。
理由は現段階において満足の行くスペックではなく
しかも日本においては厄介な代物だから。
まずスペックだが、まだ中途半端なのである。
最大でも16GBでは少なすぎる。
私が現在使用しているiPod Classicは80GBのモノ。
1/5の容量では心許ない。
まだフラッシュメモリは発展途上であり
十分に可能性のある分野。
現在でも32GBのUSBフラッシュメモリが
発売されている事を考えると、技術上はすぐにでも実現可能。
となればまだ買う時期ではないと判断する。
また日本での使い方だが、個々に問題がある。
iPhoneの特徴として無線LAN機能は外せない。
しかし日本で無線LANと言えば自宅や会社などの
限られたところでしか使用できない。
確かにiPhoneと言う製品の性質上電話の電波を使って
無線LANと同じ機能を有してはいるが
それでは意味がない。
なぜならあまりに電話の電波を使ったネット接続では
あまりに通信料が高い。
自宅で24時間使い放題のネット接続よりも
圧倒的に遅い接続しか出来ないのに
光回線と同じか、それよりも高額な値段設定では
全く持って納得がいかない。
それならFONの様な無線LANが少なくとも都心に
張り巡らされるのを待つか
プロバイダと携帯電話会社が提携して
もっと安価な携帯電話回線を使用したネット接続を
展開するしか方法はない。
そして現在の日本の携帯電話の購入の仕方だと
iPhoneの様な進化の速い機器とは性格が合わない。
日本の携帯電話の購入の仕方は月賦制に移行しており
以前のようなやり方ではない。
iPhoneは恐らく今後少なくとも1年に1度くらいのペースで
進化していく事だろう。
そうなると現在の日本の携帯電話購入精度では無理がある。
およそ2年は使い続けないと損をするような購入精度だと
iPhoneを使うような先進的な考えのユーザに取っては
少々不満が残る結果となるだろう。
果たしてこの辺りをSoftbankはどう考えるのだろうか。
またau、docomoがどのように追随するかなど
今後のAppleと携帯電話会社のやり取りに注目したい。