ついに北京五輪、男子サッカーが始まった。
U-23日本代表の初戦はアメリカ。
女子の初戦は引き分けであったが
こちらは是非とも初戦は勝利で終わりたいものである。
日本のスタメンは
GKに西川
DFにキャプテン水本、森重、長友、内田
MFに本田圭佑、梶山、谷口、香川、本田拓也
FWに森本
日本はワントップでの布陣である。
日本のキックオフで試合開始。
序盤はどちらも激しい動きはない。
ピッチの暑さがそういった立ち上がりにしているが
どちらかと言えば、アメリカが少々押さえている状態。
しかし日本は徐々にお得意のサイド攻撃で
右サイドの内田を中心に仕掛けていく展開。
緩い立ち上がりだっただけに
得点には至っていないが、このまま攻め続け
なんとか前半中に先制点を奪いたいところ。
前半21分にはショートコーナーから
決定的なチャンスを得るが
残念ながら森重のシュートはミートせず枠を外れる。
後はゴールに流し込むだけという
最高のボールだったのだが残念である。
そのまま試合は終始日本が良い展開で試合を進めるが
得点には至らず、後半へと折り返す。
迎えた後半、アメリカのキックオフで試合再開。
と、ここでいきなりの悪夢。
後半開始早々、アメリカが右サイドから攻撃を仕掛け
一度は水本がクリアするが、完全にクリアできずに
相手MFのホルデンに打ち抜かれてゴールを許してしまう。
後半開始早々に先制されたが
まだ時間帯としては十分に逆転勝利を狙えるだけに
ここから頑張って欲しいところである。
その後日本は梶山に代えて李を
森本に代えて豊田を、終了間際には香川に変えて岡崎を
次々に投入するが、どうにも決まらない。
決定力に欠けたまま、初戦を0-1と
まさかの敗戦で終えてしまった。
北京五輪、日本のグループは
アメリカ、ナイジェリア、オランダ。
日本としてはアメリカを初戦で確実に倒し
ナイジェリア、オランダのどちらかに勝利して
予選突破を目論んでいただけに
この初戦のまさかの敗戦は痛すぎる結果となった。
日本がグループリーグを勝ち抜くためには
残りの2戦を勝利しなければ厳しいだけに
何とも苦しい状態となった。
北京五輪で一番注目しているサッカーが
初戦でこの結果とは何とも残念だが
まだ全てが終わったわけではない。
とにかく次の試合での勝利を信じたい。