サッカー日本代表はキリンチャレンジカップで
シリアとの対戦に臨んだ。
今回はワールドカップではないため
海外組の招集は見送られている。
日本のスタメンは
GKにキャプテン川口
DFに寺田、闘莉王、長友、内田
MFに阿部、中村憲剛、大久保、岡崎
FMに玉田と田中
これまた面白いスタメンとなった。
個人的には岡崎と大久保の使い方と
FWの玉田・田中の超高速コンビに注目したい。
日本のキックオフで試合開始。
と、いきなり試合が動く!?
前半3分、左サイドの長友がドリブルで切れ込んでシュート。
これがゴール左に決まって、あっと言う間の先制点。
これには驚いた。
ここまで早い時間帯にゴールが決まってしまうと
逆に恐ろしいモノである。
しかしながら日本はこの先制点の後も
岡崎、長友、玉田、田中がシリアを圧倒。
非常に良い立ち上がりとなった。
そして前半26分、またも試合が動く。
今度は中村憲剛が相手を引きつけてのクロスをあげ
それを左サイドでフリーになっていた玉田が受け
そのままゴールへ叩き込んだ。
これで日本は2-0とリードを広げる。
日本はこの2点リードの後、中村憲剛を起点として
シリアを攻めるが得点には至らず前半は終了。
後半、両チーム共に大きくメンバー変更。
日本は3枚替えである。
玉田に代えて佐藤、田中に代えて香川、寺田に代えて今野を投入。
対するシリアも2人の選手を交代させている。
親善試合という事もあり、選手交代枠は6人。
この試合で多くの事を試すつもりなのだろう。
後半開始早々から日本は代わって入った香川と佐藤が
大いにシリアを攻めるが決定打には至らない。
後半11分、日本は闘莉王に代えて高木を投入する。
香川と佐藤の動きは良いのだが得点に結びつかないまま
時間だけが過ぎていく。
しかしそんな中で試合に動きが。
後半17分、左サイドから相手陣ないに切れ込んだ長友が
大久保にパスを出し、大久保がそのままトラップしてシュート。
これが綺麗に弧を描いて空いてゴールに突き刺さった。
これで3-0と日本は安全圏に得点差を広げる。
このまま楽勝かと思ったが
どうも後半に入ってから攻めていても不安定な部分が多い。
シリアに攻め込まれる部分もあり
何とも心許ない状態となっている。
そんな後半33分、相手のカウンターを受けて
香川が自陣ペナルティーエリア内でファウル。
これがPKとなり、決められてしまい3-1と
ついにシリアに得点を許してしまう。
その後、日本はどうにか立て直して
3-1のまま事なきを得たが
相手がシリアでなければ危険であった。
日本は大久保に代えて真樹を投入するが
やはり調子は上がらず、後半はあまり良い部分がなかった。
試合はそのまま3-1で終了。
長所と短所がはっきりと出た試合となった。
しかしながら海外組がいない事も考えると
こういう状況の打破を海外組に任せると言うのもありだろう。
どちらにせよ、次のカタール戦で勝利しなければならないのは確か。
果たして日本代表の次戦はどうなるだろうか。