渋谷(神泉)LanternにてSBC Sessionを行った。
今回は久々に少々少なめのスタートとなったが
それでも奥田やすひろ氏やMASA小浜氏など
大御所の方々が数多く訪れ、大いに盛り上がるSessionとなった。
次回はSBC B-Side Sessionである。
今月の第3週の月曜日には是非とも四ッ谷Sokehs Rockに
遊びに来てはいかがだろうか。
さて、女子ワールドカップバレー大阪ラウンドで
日本はタイと対戦した。
セルビア戦では後一歩と言うところで押し切れなかったが
あの試合をバネにどう修正して来たのか楽しみである。
この後、日本はイタリアを始めとする強豪との対戦が控えている。
それだけにもう負けるわけにはいかない。
ワールドカップバレーで3位以内に入れば北京への切符が手に入る。
ただ、タイは近年非常に力をつけて来ており
アジアでも注目のチームに仕上がっている。
そして韓国戦で解ったように、これまでの対戦成績では
図れない五輪への気持ちが各国にこもっており
この試合、格下とは言え全く油断出来ない。
日本のスタメンは竹下、高橋、栗原、杉山、荒木、木村
そしてリベロに佐野が入るいつものメンバー。
対するタイもベストメンバーで揃えてきている。
第1セット、まずは木村が綺麗に決めて日本のポイントで始まる。
しかしながらセルビア戦を引きずっているのか
少々堅い印象を受ける。
ただ、日本は栗原が好手に渡りチームを引っ張り
最初のテクニカルタイムアウトは8-5で日本リードで迎える。
ところがタイムアウト明けに日本が急にばたつき
ミスを連発し1点差まで詰め寄られる展開に。
しかしそれを荒木が強打でのブロードで切り
その後も日本は荒木の活躍で再びリードを広げながら
16-10で2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
日本は順調に試合を進めていくのだが
気になるのは高橋の不調である。
セルビア戦でガンガンにブロックされたのが後を引いており
なかなか良いプレイが生まれてこない。
日本の中心選手なだけにどうにか頑張って欲しいところである。
高橋の不調は払拭出来ないままだが24-18でセットポイントを迎え
最後は杉山のブロックポイントが決まり25-19で
日本は第1セットを先取した。
続く第2セット、まずは栗原のスパイクが決まり
日本のポイントからスタートする。
しかしこれまで沈黙していたタイのエースがが復活し
最初のテクニカルタイムアウトは6-8とタイのリードで迎える。
日本は栗原や荒木の活躍で徐々に点差を詰めつつ
10-10とついに同点とし、12-11で逆転に成功する。
そのまま点差は変わらず16-15で2回目のテクニカルタイムアウト。
その後もつかず離れずの試合展開のまま
23-23とし、ここで杉山の神速攻撃が決まり24-23で
日本のセットポイントを迎える。
しかしここでタイが粘り試合はデュースへ突入。
その後もシーソーゲームが続くが
日本は荒木の強打で26-25とセットポイントを迎え
最後は栗原が打ち抜き27-25で第2セットを連取した。
迎えた第3セット、まずはタイのポイントで始まる。
しかし日本は序盤からリードを奪い8-5で
最初のテクニカルタイムアウトを迎える。
その後も日本は高橋が徐々に復活し
杉山がタイのエースをブロックするなどして
第3セット中盤に来て、ようやく日本らしさが見え
2回目のテクニカルタイムアウトは16-8と
大量リードで迎える事となる。
テクニカルタイムアウト明けも杉山が再三のブロックポイントで
完全にタイをシャットアウトし、日本に流れを引き込む。
その後、高橋が完全に復活し、24-14でマッチポイントを迎え
最後は25-14で終わってみればストレートで勝利した。
このタイとの一戦、日本にとってセルビア戦での
嫌な空気を払拭するのにうってつけの試合となった事は間違いない。
この流れに乗ったまま、明日のイタリア戦でどうにか勝利して欲しい。
明日の日本代表に期待したい。