サッカーU-23日本代表が
国際親善試合でカメルーンと対戦した。
日本では全く中継されなかったトゥーロン国際大会を経て
どのように成長したのが、大いに楽しみである。
日本のスタメンは
GKに西川
DFに水本、田中、森重、吉田
MFに本田圭佑、本田拓也、梅崎、谷口、梶山
FWに森本
ついに森本がU-23でのプレーを見せてくれる。
他にも、梶山が帰ってくるなど
興味深い点は多い。
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりは両チームゆったりとした感じで始まる。
しかし日本は谷口を支点にして
梅崎や森本が裏に飛び出してのゴールを狙う。
しかしながら少々動きが硬く
森本はゴールを外し、梅先のシュートはGKに阻まれるなど
得点には至らない。
時間が経つにつれて徐々にカメルーンのペースに変わるが
日本は神の名を受け継ぐ男・西川の好セーブに助けられ
何とかやり過ごす展開になる。
吉田がディフェンス面で活躍しているが
さすがに支え続けるのは困難であり
何度も危険な場面を迎える。
しかしながら、運良く持ち堪えて前半終了。
後半に向けてどう修正するか注目である。
迎えた後半、カメルーンのキックオフで試合再開。
カメルーンは後半からいきなりの3人交代。
この親善試合、両チーム共に試行錯誤している感じが見られる。
後半は立ち上がりから日本がペースを握り試合を進めるが
これがカメルーンのディフェンスを
どうにも抜き去る事が出来ない。
そこで日本は後半18分に森本に代えて李を
後半22分に梅崎に代えて水野を投入。
その後も後半31分には梶山と谷口に代えて
上田とエクスデロを次々に投入し
流れを変えにかかる。
このチェンジが功を奏し、徐々に日本の良いリズムで
攻撃が通るようになってくる。
日本はその後も伊野波や青山敏弘を投入し
最後まで攻撃の手を緩めずに仕掛けていく。
しかしながらそれでも得点には至らずに試合終了のホイッスル。
0-0と少々寂しい結果に終わってしまった。
個人的にはこの試合ではどんな形でも
得点シーンを見たかったのだがかなわなかった。
とは言え、この試合は国際親善試合と言えど
調整試合の部分が多く、北京五輪本戦で
どう組み替えてくるかが本当の見所と言える。
それだけにこの試合の結果を考えて
反町監督がどうオーダーを組んでくるのか
大いに期待したいところである。