北京五輪女子バレーボールで
日本代表はベネズエラと対戦した。
初戦のアメリカ戦での敗戦は厳しいが
もう勝つしかない。
サッカーのようにならない事を祈るばかりである。
日本のスタメンは不動のメンバー
竹下、高橋、栗原、杉山、木村、荒木
そしてリベロには佐野が入る。
対するベネズエラだが、実は日本とは初対戦。
明らかな格下相手だが油断は禁物である。
第1セット、いきなりの日本のミスで
ベネズエラにチャンスを渡し
ベネズエラのポイントからスタートする。
しかしながら直後に高橋、木村と決め
それに杉山のサーブポイントが加わり
序盤から3連続得点。
その後も荒木がブロックポイントを決め
攻守共にバランスの良い流れで4連続得点となった。
そのまま日本は圧倒的なペースで試合を進め
最初のテクニカルタイムアウトは8-3と大量リード。
2回目のテクニカルタイムアウトも16-6で向かえ
最後は少々バタついたものの
24-11でセットポイントとなり
日本は河合と大村を投入し、ベネズエラのポイントを挟み
最後はベネズエラのサーブミスで25-12で
第1セットを先取した。
続く第2セット、まずは高橋のお得意の
相手のブロックに当てるスパイクで
日本のポイントから始まる。
序盤はベネズエラが奮戦し、日本の攻撃は悪くないものの
得点はあまり開かずに8-5で
最初のテクニカルタイムアウトを迎える。
その後もベネズエラが粘る場面が続くが
2回目のテクニカルタイムアウトを前に日本が走り出し
木村のサーブなどが好調な事もあり
荒木のクイックが決まって16-8のダブルスコアで
2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。
その後、日本はベネズエラの嫌なブロックに苦しむ場面もあったが
24-15でセットポイントを向かえ
ベネズエラの連続ポイントを挟んで
最後は栗原のブロックポイントで25-17で第2セットを連取する。
迎えた第3セット、日本にメンバーチェンジはない。
ベネズエラのサーブミスで始まり
続いて荒木が相手のクイックを読んでのブロックポイント。
完全に日本のペースで試合は進み
最初のテクニカルタイムアウトは8-4で向かえ
ペースを落とすことなく2回目のテクニカルタイムアウトも
16-9と大量リードを奪い
そのまま危なげない試合運びで24-12と
セットポイントを向かえ、最後はベネズエラのミスで
25-12で第3セットに勝利し、ストレートでベネズエラを下した。
終わってみて感じたのは世界のレベル。
日本は既に世界レベルのチームと言えるのは間違いない。
しかし、世界トップレベルとの差が遠く感じた。
ここまで圧倒的な試合運びが出来るのに
世界ランクが1つ上のアメリカには勝利出来なかった。
これが世界トップレベルとの世界レベルとの差なのだろうか。
とにかくこの北京五輪の残りの試合で意地を見せ
日本は世界トップレベルだという事を証明して欲しいものである。