サッカー日本代表はワールドカップ最終予選を前に
南米の強豪、ウルグアイとの親善試合に臨んだ。
海外組が不在の中、どこまで戦えるのか
先日の北京五輪での痛い試合の後だけに
良い試合を期待したいところである。
日本のスタメンは
GKに楢崎
DFに中澤、阿部、駒野、高木
MFに中村憲剛、長谷部、小野、青木
FWに田中達也、玉田
個人的にはこのFW2人に大注目である。
非常に好きな選手2人が揃って日本代表の
FWとは何とも嬉しいモノである。
ウルグアイのキックオフで試合開始。
序盤、立ち上がりはあまり良くない。
ウルグアイに攻め込まれる場面があり
前半8分には決定的なチャンスがウルグアイに訪れる展開。
何とか失点は防いだが、厳しい状態となる。
日本は左サイドが弱く、この試合で久々に代表復帰した
小野の活躍も見られない。
逆に右サイドの駒野を中心に攻め上がるが
得点にまでは至らず、前半はウルグアイペースで終了する。
日本のキックオフで試合再開。
日本は後半から青木に代えて長友を投入。
そして後半早々に試合が動く。
後半3分という早い時間帯に小野のコーナーキックがこぼれ
ゴール前で中村憲剛が折り返したボールが
相手DFに当たり、これがオウンゴールとなる。
良い形での得点とは言えないが
まずはこれで先制出来た。
しかしこの後、後半10分にまたも試合が動く。
ウルグアイに右サイドからクロスを入れられ
それをペナルティーエリア左でヘッドで落とされ
完璧にフリーになったエグレンに決められる。
こちらは非常に良い流れの中での得点なだけに
ここから勢いづかない事を祈りたい。
日本はその後、玉田、中村憲剛、田中達也に代えて
大黒、佐藤、山瀬を次々に投入。
攻撃力を強化して臨むが、相手GKのファインプレーもあり
ゴールが非常に遠い。
やはりA代表でも決定力不足は否めない。
そんな中、後半38分に試合が動く。
日本が攻めていたところをウルグアイがカウンター一閃。
クロスがフリーの選手に入り、ヘッドで決められ
これで1-2と逆転される。
日本はその後も後半ロスタイムにウルグアイに決められ
全く良いところのないまま1-3で試合を終えた。
小野の復帰、新たなFWの布陣など
注目するところは多かったものの
良いところが見あたらない。
果たしてこれで勝てるのだろうか。
それでもと思い信じたU-23代表も終わってみれば3連敗。
しかも終了後のニュースではチーム内はバラバラだと言う。
やはりオシム監督でなければ今の日本代表はダメなのだろうか。
とにかく次はいよいよワールドカップ最終予選。
宿敵バーレーンとの戦いに必ず勝利して欲しいモノである。