サッカー日本代表はワールドカップ最終予選の合間に
キリンチャレンジカップでUAEとの親善試合に臨んだ。
この時期に同じアジア地区のUAEと戦えるのは
最終予選への布石として非常に大きな意味を持つ。
是非とも勝利で最終予選を迎えたいものである。
日本のスタメンは
GKに楢崎
DFに中澤、長友、内田、寺田
MFに中村俊輔、稲本、長谷部
FWに玉田、大久保、岡崎
これは非常に興味深い。
日本としては珍しい3トップでの布陣である。
守備的な岡田監督でも日本の決定力不足に
悩んでいる経緯が伺える。
日本のキックオフで試合開始。
序盤の立ち上がりから日本はボールを支配し
中村俊輔を中心に攻撃を仕掛けていく。
完全な日本ペースで試合が進み
前線からのプレスの甲斐もあって
カウンターも数多く成功しており
サイドの長友から大久保へのホットラインも機能している。
しかし。。。。
得点がない。。。。
圧倒的なペースで試合を進めながら
前半は無得点で終了してしまう。
3トップで攻撃的な布陣を敷き
攻め続けてもこの得点力では何ともし難い状況である。
そして迎えた後半、UAEのキックオフで試合再開。
日本は寺田に代えて高木を投入している。
後半立ち上がりも日本がペースを握って試合を展開するも
前半同様に決定力に欠ける展開。
日本は玉田に代えて興梠
稲本に代えて中村憲剛、中村俊輔に代えて香川を投入し
どうにか得点を奪おうと必死に策を巡らせる。
そんな中、若い世代の香川が後半27分
こぼれ球を拾った内田からのグラウンダーのクロスに
フリーで飛び出してのゴール。
これで1-0と日本が先制した。
しかし後半32分、すぐに悪夢が訪れる。
UAEのカウンターを喰らい、相手の個人技からシュートを放たれ
それがDFにあたりながらもゴールに吸い込まれてしまった。
先制したのもつかの間、あっという間に同点とされてしまったのである。
日本はその後、大久保に代えて佐藤を、岡崎に代えて巻を投入するが
結局得点は奪えず試合終了。
同点ながら圧倒的なペースで試合を進めていただけに
何とももどかしい気分が残る試合となってしまった。
果たしてこの決定力不足問題をどう解決するのだろうか。。。
次の日本代表の試合に期待したい。