Los Mascaras Live & 驚愕のレアル
DolphyのマスターであるSayrockさん率いる
Los MascarasのLiveを見に行った。
結成11年目という非常に息の長いBANDなだけに
メンバーの息がばっちりとあった良いLiveであった。
Sax、Guitar、Bass、Drumsという4ピースで
Funk,Soul系の曲をガンガンに演奏している。
私はというと一応楽器を持参するように言われたので
Altoを一本提げて見に行った。
おそらくアンコールか何かで吹くのかと思っていたら
一部の3曲目からいきなりのお誘いである。
Soul Danceという曲に参加させて頂いた。
バックの息がぴったりなので非常に心地よい。
次はアンコールでの出演となったが、そちらではSayrockさんと
バトルで大いに盛り上がり、観客の皆様にも
ご好評頂き、嬉しい限りである。
場所は横浜の山下町の日本大通りにあるSALAというお店だったのだが
ここのマスターは以前Dolphy Sessionで私を見て
既に知っていたらしく、こちらも嬉しいモノであった。
さて、サッカーであるがレアル銀河軍団の
日本ツアー最終戦で東京ヴェルディと対戦した。
前回のジェフ市原の試合で、日本のクラブチームが
非常にレベルが上がって来ている事は述べたが
・・・すいませんでした・・・・。
レアルが本気を出しました。。。
強すぎます・・・・。
特にジダン。
あれは反則。
前半開始してすぐに、必殺のマルセイユターンで
DFを抜き去り、GKにまで丁寧にきっちりフェイントをかけての
鮮やかすぎるスーパーゴール。
そしてそれを見たロナウドもスーパーゴール。
前半で既に強さを見せつけて2-0である。
前回の試合は何だったのだろう?
確かに前回の試合はジダンもロナウドも出ていなかったが
特にジダンが出てきただけでここまでチームが変わるとは・・・。
後半にはフィーゴとオリエンテスまでゴールを決めて
もう攻撃陣は文句なし。
後半のオリエンテスのゴールなどは、ハーフウェイラインを越えてから
GKどころか、DFまで誰も反応出来ずにゴールされる始末。
というのもフィールドを一杯に使ったパスワークで
DFがボールに狙いを定める前に右に左にパスを回し
まるで日本の選手はただの練習のコーンと化していた。
そして、ゴールこそ無かったが、ベッカムとロベカルの二人。
あのピンポイントのパスは素晴らしい。
ジダンやロナウドなどの最強の点取り屋達の
滅茶苦茶狭いピンポイントの場所にぴったり落としてくる。
またこれは全選手に言えることだが、ボールの飛距離が違う。
完全にボールに対してジャストミートしているのである。
ロナウドなどハーフウェイラインより10メートル以上前の
自陣から日本のゴールを狙ってきた。
GKがあと数歩出てきていたら入っていた。
そう、自陣から既にGKの位置を見据えて、しかもその距離から
シュートするだけの技術をもっているのである。
もう凄すぎます。
何がこうまで違うのか?
それはもうトラップの一言に尽きる。
普通ならトラップした後は少々プレーが乱れるので
そこを付け狙ってボールを奪われたり
そのすぐ後のドリブルで奪われたりするのだが
レアルの選手は皆、ワンタッチで完全にボールの勢いを
殺して次のプレーに既に入っているのである。
つまりゴール前でボールが渡ったらワンタッチで
既に前を向いてシュート体勢に入れるのである。
やっている事はキャプテン翼そのもの。
他にも自分のスペースが狭い事が挙げられる。
本当に足が振れるスペースがあれば十分にプレーしている。
日本のプレーヤーなら皆パスを出して逃げてしまうところを
シュートなり、ドリブルなりで前を向いて攻めてくる。
これらの事が重なり、相手の予想とは全く逆の動きが可能となる。
つまり、相手が「ここはパスしてくるだろう」という予測の元で
パスコースをカットしに行った時にはドリブルやシュートと言った
相手の予測に反する動きが生まれ、そこから大量のゴール。
やはり日本サッカーが発展するまでの道のりは遠いかもしれない。
ただ、これらの選手に混じって中田や小野、川口などの
素晴らしい海外組のプレーヤーも生まれている事は確かなので
今後は期待の目でJ-リーグを応援しても良いのではないだろうか。