女子バレーワールドグランプリマカオラウンド第2戦
日本は現在世界ランク1位のブラジルと対戦した。
ブラジルとの対戦成績は現在20連敗中で
7年間勝利していない。
今大会のこのラウンドはチーム力の底上げの意味が
非常に強いため、勝利出来るかは微妙だが
良い戦いを見せて欲しいモノである。
日本のスタメンは昨日と同じく
河合、栗原、木村、杉山、狩野、大村
そしてリベロに佐野が入る布陣。
河合のチームでの融合度合いが注目される。
第1セット、まずはブラジルのポイントからスタートする。
そのまま最初から2連続ポイントを取られ
サーブでは木村が狙われる展開。
案の定ブラジルに先行されて
最初のテクニカルタイムアウトは3-8で迎える事となる。
日本は杉山のブロックポイントなどが飛び出すが
その後も流れを変えることが出来ず
大事なところでブラジルに流れを切られて
2回目のテクニカルタイムアウトも10-16と
ブラジルにリードされる展開となる。
結局流れは変わらず、16-24でブラジルのセットポイントとなり
最後は狩野のスパイクが外れて16-25で
第1セットを落としてしまう。
続く第2セット、木村のスパイクがブロックにかかり
ブラジルのポイントから始まる。
このセットも立ち上がりから圧倒的なブラジルペース。
日本は栗原までブラジルのブロックにかかり
全く良いところがない。
そのまま最初のテクニカルタイムアウトを4-8で迎える。
そしてこの後、ブラジルが止まらない。
2回目のテクニカルタイムアウトは9-16とリードを広げられる。
日本は杉山がブロックポイントなどで逆襲し
一時は良い流れを引き寄せるが後一歩及ばず
20-24でブラジルのセットポイント。
ブラジルのサーブミスで1点を返すが
そのまま押し切られて21-25で第2セットも連取される。
後のない第3セットもブラジルのポイントで始まる。
そのままブラジルに先行され最初のテクニカルタイムアウトは
4-8のダブルスコアで迎える。
その後、日本は多少盛り返して10-16で
2回目のテクニカルタイムアウトを迎えるが
ここからブラジルが爆発し
15-24と一気にマッチポイントに持ち込まれ
最後は栗原のスパイクがアウトとなり
またもストレートでの敗戦となってしまった。
これまで非常に良いテンポで勝利してきただけに
そろそろこのところの敗戦続きの流れに
観戦している方としては少々飽きが来てしまう。
しかしながら、最終ラウンドや北京五輪本戦への
布石と考えればもう少し長い目で見る必要があるのかも知れない。
果たして、明日のドミニカ戦はどうなるのだろうか。。。