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2005年07月 アーカイブ

2005年07月01日

日本対ドミニカ

女子バレーボルのワールドグランプリで
日本は韓国での2ndラウンド初戦、ドミニカと対戦した。
このドミニカはアテネから出てきたチームでありながら
キューバやブラジルなどの強豪チームを
その圧倒的な身体能力で捻じ伏せた戦績がある。
日本もワールドグランプリ直前の試合で1勝1敗と
楽に勝たせてくれるチームではない。
彼女らのチームはほとんどの選手が180cmを余裕で超えており
中には最高到達点が3m15cmを超える選手も数名いる。
女子バレーでは有り得ない高さである。
しかしながら日本も王者ブラジルとギリギリまで競った事もあり
非常に見所満載の試合である。
第1セットは一進一退の攻防で試合が展開される。
やはりこの試合でも杉山・菅山・宝来の3名のプレーが
要所要所で非常に素晴らしい輝きを放っている。
中盤になるとドミニカの身体能力を中心としたプレーで
徐々に日本は差を広げられてしまう。
しかし竹下のブロックなど、日本は何とか1点差まで追撃する。
そしてついに21-21と同点に追いつく。
そこから菅山の強打、杉山のブロードなどで24-24となり
宝来の1枚ブロックでセットポイントを迎える。
最後はきっちりとブロックし、まずは1セットを先取した。
苦しい立ち上がりだっただけに
これで波に乗って行きたい所である。
しかし宝来のような選手しかいないドミニカは本当に脅威である。
さて第2セットだが、こちらも一進一退の攻防で幕を開けた。
このセットで目立つのは審判の誤審である。
一度決めた判定を覆したり、明らかに間違ったジャッジで
日本もドミニカもリズムを崩される場面が多い。
少しのリードを保ちつつ試合は進む。
中盤になり、日本のブロックが決まり始め
リードは4点に広がる。
そのリードを詰められるも逆転を許さず試合は終盤へ。
菅山の絶妙なボディバランスからのアタックなどで
ついに日本はセットポイントを向かえ
最後は高橋が決めて日本は第2セットも連取する。
しかしドミニカのサーブミスなどのくだらないミスに
大きく助けられている事も確かであり
今後のドミニカの成長を考えると末恐ろしいものがある。
キューバやブラジルのようなチームがもう一つ増えてしまう。
そして迎えた第3セットであるが序盤から良い立ち上がりで
リードを保ちつつ試合を進める。
また子のセットから入った相手のバウティスタを
何とか封じ込める。
ワールドグランプリ前の試合でこの選手に良い様に
決められただけに借りを返しておきたい。
その勢いで波に乗った日本は第3セットも取り
ドミニカ相手にストレートで試合を決める。
明日は日本ラウンドで完全に封じた韓国との対戦である。
ここで韓国を封じて東洋の魔女復活と行きたい所である。

2005年07月02日

日本対韓国

女子バレーワールドグランプリで日本は
韓国ラウンド第2戦、アウェーでの韓国戦を迎えた。
第1セットは最初から竹下のサービスエースから始まり
良いテンポで試合が展開していく。
日本ラウンドではホームだから勝てたなどとは言われないよう
確実に叩き潰しておきたいところである。
序盤からリードを保ちつつ進み5ポイントをリードして
余裕で1回目のタイムアウトを迎える。
韓国はここで流れを変えたいが、変わるはずも無く
日本ペースで試合はガンガン進んでいた。
しかし、後半に入り一気に予想外の韓国ペース。
日本はリズムを完全に崩され、菅山・杉山などのアタックが
上手く機能しなくなってきた。
しかしながら大量にリードを奪っていたため
大きくリードされることはなく20対20となりここからが勝負である。
一進一退かと思いきや、宝来の活躍で抜け出し
最後も宝来がきっちりと決めて第1セットを先取した。
やはりまだ余裕で勝てるほど甘い相手ではないようである。
しかしながら強敵かと言えば、昔ほどの脅威はなく
しっかりと日本のバレーを展開すれば確実に勝てる相手である。
第2セットは大友の強烈なスパイクで日本がリードして始まる。
日本はしっかりと立て直して第2セットも連取したいところ。
しかし韓国も第1セットを落としたとは言え、リズムを掴み
しっかりとついて来ている。
日本はリードを奪いながら試合を進めるが
大きく引き離すことは出来ない。
しかし後半に入りようやくリードを拡げ連続ポイントもあり
ついにセットポイントを迎える。
最後は最速杉山のブロードで25-18で第2セットも連取した。
このまま一気にストレートで韓国を下したいところである。
第3セットは韓国のホールディングでこのセットも
日本の先取点から始まる。
昨日の試合のように後半集中力を切らさぬように
きっちり試合を決めておきたい。
第2セットと同じような展開だが中盤から
日本がリードを取り、一気に日本が波に乗る。
途中韓国の流れになりそうな部分は
次の瞬間にはしっかりと完膚なきまでのアタックで叩き潰す。
ついには10点の大量リードを奪い試合は終盤へ。
杉山のブロード、宝来の高い位置からのアタック
高橋の強打、菅山の絶妙なボディーバランスからのアタック
竹下の巧妙なトスワーク、櫻井の根性のレシーブ
そして柳本監督の戦略、控えの選手や観客の声援
全てが揃い余裕で韓国をストレートで下した。
これで日本は韓国ラウンドも2連勝で勝ち越しを決めた。
また韓国にはアテネでの借りをきっちりと倍返しと
何とも気分の良い試合である。
明日のアメリカ戦は格上の相手なだけに気を引き締めて行きたい。
頑張れニッポン。

2005年07月03日

日本対アメリカ

女子バレーワールドグランプリ韓国ラウンドで
日本はアメリカと激突した。
韓国ラウンド最後の試合なだけに
ここは絶対に決めておきたい。
特に日本ラウンドでは最後のブラジル戦で
悔しい負けを喫しているため
その二の舞は避けたいところである。
しかしながら第1、第2セットと連取され日本は大苦戦。
決して通用しない相手ではないのだが
相手選手の身体能力やコンビネーションに圧倒されたのか
日本独特のスピーディーなリズムでの試合展開にならない。
この当たりが精神的に弱いところなのだろうか。
第3セットでは何とか一矢報いたが
続く第4セットを27-29とデュースまで持ち込みながらも
落としてしまい1-3でアメリカに負けてしまった。
不思議なのがなぜアメリカに韓国が勝てたのかという部分である。
明らかにアメリカが調子を崩していたとしか思えない。
韓国対アメリカの試合は放映されないので判断しかねるが
どちらにせよ、日本のバレーの弱い部分が露呈してしまった。
ただ、その部分の修正は精神的な部分である気がしてならない。
それだけに次のタイラウンドでもう一度当たるアメリカに
借りを返して欲しいものである。

2005年07月04日

iTunes4.9

Apple社が発表したiTunes4.9だが
Windows版もこの度揃い、これでMacもWinも
このソフトを使用出来る運びとなった。
今回は小さな修正と共にポッドキャスティング機能が
非常に注目されている。
いわゆる小さな音声の番組をダウンロードし
それをiPodでもiTunesでも聞く事の出来る機能で
この所急激に広まっている様である。
この番組は企業のCMから小さなニュースまで
多種多様なもので、設定すれば自動的にダウンロードしておく
という事も可能であり、朝起きてiPodをDockから持って行けば
移動時間中にNewsがチェック出来るなど
新聞の代わりにもなりそうである。
最近新聞の意味というモノが段々薄くなって来ている中で
これは追い打ちをかけるモノになる可能性が高い。
TVのニュースと違い好きな時間に必要な情報が
自動的に入り、取捨選択も出来るとなれば
新聞だけでなく、他のメディアに取っても驚異だろう。
このポッドキャスティング、どこまで広まるか注目である。

2005年07月05日

Lantern Session

恒例の第1週のLantern Sessionに参加した。
このところ異常な大盛況で、人が入らない状態が続いている。
今回もあくま氏と私で仕切りとなったのだが
もう誰が誰だか解らない状態である。
Drumsも最大で13人を超える人数で大変な騒ぎであった。
しかしその分盛り上がりも異常で、本当に楽しめる。
今回は私のOriginal Bandで活躍して頂いている
タカノハシアキラ氏や第2週からの大御所の方々も参戦し
演奏面でも締まった部分があり、良いSessionであった。
来月も非常に楽しみである。

2005年07月06日

祝!ETC

ついにETCを導入した。
最近の値下げにつられた格好である。
実は以前よりETCのカードは持っていたのだが
車載器を購入していないという状態であった。
また、身近にETCを搭載している車が少なく
いたとしても、一緒に高速に乗る機会がなかった為
ETCを体験した事もなかった。
個人的にはそんなに変わらないだろうと思っていたが
これがとんでもない。
非常に快適である。
私は確実に忘れっぽいため、ETCカードの入れ忘れ・抜き忘れを
防止するアナウンスが流れる機種で
その上ETC通過時に価格まで知らせてくれる。
それでも盗難などが心配なので万が一忘れたときのために
外から見えないようセパレート型、つまりアンテナと
カード挿入部分が別になっている機種にして
外からはほとんど見えない部分にカード挿入部を設置した。
これで自分の精神衛生の面でも安心である。
普通なら2万円くらいするらしいのだが
これが何と1万円でどうにかなってしまった。
どうやらB級品というヤツで、初期不良で工場に逆戻りし
もう一度市場に出てきた商品である。
と言っても別に支障があるわけではなく、正常に動く
それとセールという事もあり、このあり得ない価格が実現した。
今回の様に手数料込みで1万円くらいなら
そろそろ導入しても良いと思われる。
まだ導入していない方は考えても良い頃ではないだろうか。

2005年07月07日

携帯番号ポータビリティー

携帯電話の会社を変えても番号が変わらないという
携帯番号ポータビリティーが来年10月から
開始となる事が決定した。
待ちに待ったが、ついにこの決定が成されたのである。
これで携帯電話各社の競争が激化し
より良いサービスが消費者に提供される事だろう。
私の予想としては開始までに家族間通話無料や
E-mail送受信の無料など、様々なサービスが
全携帯電話会社で可能になると思われる。
遅かれ早かれそれを来年10月までに提供しないと
深刻な顧客離れに繋がるからである。
現在私の使用しているauは通信に力を入れており
おそらく携帯業界では一番スピードが速く
そして通信料も安く、携帯でPCと同じような
インターネット環境が定額で提供されるだろう。
そしてその後で通話などに取り組むだろうと思われる。
今後の携帯電話業界の動向はますます目の離せないモノとなりそうである。

2005年07月08日

日本対ポーランド

女子バレーワールドグランプリで日本は
タイラウンドの初戦、ポーランドと激突した。
日本ラウンドでの最初の試合で日本は
このポーランドを余裕のストレート勝ちで撃破した。
日本はここまで4勝2敗と非常に良いリズムで
勝ち進んでいるだけにこの第3ラウンドで良い成績を残し
日本の仙台で行われる決勝ラウンドにコマを進めたいところである。
サッカー日本代表もこのタイのバンコクでワールドカップ本戦への
出場権を獲得しただけに、バレーでも大いに期待がかかる。
第1セットが始まり、ポーランドの先取点で始まったが
日本ラウンドとは明らかにポーランドの動きが違う。
日本の試合を研究してきたという情報は本当らしい。
そのポーランドのよいリズムに3連続ポイントを許してしまうが
その後日本は一気に4連続ポイントで逆転する。
そしてしばらく一進一退の攻防が続くが
徐々に日本が引き離しにかかる。
しかしポーランドがしぶとく追いつき、点差が動かない。
今度はポーランドが逆襲し、17-20と点差が離れる。
日本はその後2点差まで詰め寄ったのだが22-25で
第1セットは落としてしまった。
今回のポーランドはやはり気を引き締めないと
あっさり負けてしまうかもしれない強敵である。
第2セットで日本は菅山を下げて吉澤を入れる。
第2セットもポーランドの先取点で始まるが
日本は調子を取り戻しつつあり、序盤からリードを奪う。
サーブカットで狙われていた菅山を一度休ませ
吉澤を入れた柳本采配が良い結果を生んでいる。
やはりこの大会、菅山の活躍でどのチームも
菅山潰しを狙ってきているので
その菅山がリズムを崩す前に休ませて
日本のリズムを回復させ、相手のリズムを崩すという
作戦を早めに使ったのが正解だったのだろう。
しかし圧倒的な高さを誇るポーランドに対して
日本の強打はことごとくブロックされ徐々に引き離される。
相手に連続ポイントを許し、相手のミスで点を取る形が続く。
それでも何とか食いつく日本は中盤から連続ポイントで
ついに同点に追いつく。
しかしまたもや日本は引き離され3点のリードを奪われる。
日本はそれでも食い下がり、23-24まで追いつくが
最後は日本痛恨のタッチネットで第2セットも連続で落としてしまう。
これ以上は落とせない第3セットで日本は杉山のスピーディーな攻撃で
先取点を奪い、リズム良くスタートする。
途中追いつかれそうな場面もあったが4連続ポイントなどで
日本はリードを奪ったまま試合は終盤へ。
ここでついに日本は菅山をコートへ戻す。
しかしここでまさ7連続ポイントでポーランドに逆転されまたもピンチへ。
そしてついに20-24でポーランドのマッチポイント。
22-24まで詰め寄るも、結局そのまま22-25で第3セットを取られ
終わってみれば開幕戦とは逆のストレート負け。
今回は全く良いところの無かった日本。
そして審判も少々背の低い日本に対して厳しい判定であり
それらが重なり完全に精神面で崩された感が否めない。
明日は雪辱のアメリカ戦だが、ここで息を吹き返し
どうにか残り2戦を勝利で終わってほしい。
明日の日本代表に期待したい。

2005年07月09日

日本対アメリカ

女子バレーワールドグランプリのタイラウンドで
日本は第2戦、アメリカと激突した。
韓国ラウンドで一度負けており
昨日のポーランドの鬱憤もあるので
ここは是非とも勝っておきたいところである。
第1セット序盤は日本リードで始まった。
昨日と同じく疲れの見える菅山を下げ吉澤を
入れての布陣である。
点差は離れないが、昨日と違って日本のシステムが
ある程度機能しており、良い試合展開である。
この試合で目立つのは今まで全く良いところのなかった
大友と、昨日から活躍中の吉澤である。
この2人の伏兵が相手のリズムを崩していると言えるだろう。
しかしアメリカも引かず、点差は開かないまま終盤に進む。
終盤に入り22-24とアメリカのセットポイントまで持ち込まれるが
日本は食い下がり24-24に持ち込む。
食い下がった日本だが26-28で第1セットは落としてしまう。
第2セットで日本は第1セットで気落ちせずに
しっかりしたプレイで試合を展開し終始リードしたままで
終盤まで試合を持ち込む。
この終盤にきて日本は23-20とリードを広げる。
そしてついに24-21で日本のセットポイント。
この後、吉澤がきっちり決めて25-22で第2セットは日本が取った。
迎えた第3セットだが、まずは大友の得点で始まる。
序盤は日本の4連続ポイントで日本リードの中で試合が進む。
そのままリードを広げ11-5と点差が広がる。
この流れに乗った日本は一気に攻めながら終盤へ。
点差はついに20-10と、10点差まで広がった。
そして24-15とセットポイントに持ち込み
最後は高橋の強打で第2セットに続き第3セットも連取した。
このまま一気に試合を決めたい日本。
第4セットはアメリカも立て直して来ており、第3セットのように
すぐに点差が開くということもなく、一進一退で試合が進む。
しかし終盤に入り日本の連続ポイントで19-15と点差が広がる。
そしてついに20-15となり、ここからが勝負の日本。
世界ランキング3位のアメリカに対して雪辱を果たす時が近づく。
そして24-17で迎えた日本のマッチポイント。
アメリカに1ポイント返されるも最後はこの試合で大活躍の大友が
強打で相手のブロックを吹き飛ばして取り
韓国ラウンドでの雪辱を見事に果たした。
この波に乗ったまま、明日の最終戦できっちりと勝ち
決勝ラウンドの仙台へ進んでほしいものである。
またブラジルは決勝ラウンド進出が既に決定しており
開催国の日本は進出が決まっているため
こちらでもきっちり借りを返してほしいところである。
頑張れ全日本。

2005年07月10日

多国籍バスケット & 日本対タイ

毎月恒例の多国籍バスケットに参加した。
このところ非常に参加者が多かったのだが
今回は落ち着いたようで、多くも少なくもなく
やりやすい人数での開催となった。
しかし、前回に増して物凄い運動量で
その上、190cmのアメリカ人も参戦し
もうとんでもない状態であった。
ほぼ経験者で固められた面子で
特に190cmの選手には全く歯が立たない。
2試合のフルコートの試合で2度ほど抜き
1度だけ止めたのだが、それ以外のプレイでは
全て弾き飛ばされるか、遥か上空で手が出せない。
バレーの全日本代表の中でも一番の身長を誇る
宝来よりも高いことを考えると、なんとも強力である。
毎回ヒートアップしているこのバスケだが
次回、これ以上ヒートアップすることを考えると恐ろしい。

さて、女子バレーワールドグランプリで予選ラウンドの
最終戦、日本はタイとの試合を行った。
タイはそこまで強力なチームではないのだが
相手のホームという事もあり、気の抜けない試合になりそうである。
第1セットは高橋の先制点から始まったが
タイの予想外の強力な攻撃に序盤から日本は大きく崩される。
一時は一気に点差が開いたが、なんとか追いつき
7-8とリードを奪われて一回目のタイムアウトを迎える。
タイムアウトで日本は多少立て直し何とか食い下がる。
しかし自分達の流れを掴めずにズルズルと引き離される。
そんな中、終盤に入りついに日本がタイを捉える。
20-20と第1セットから気の抜けない試合となった。
ところがその後が続かず第1セットは23-25で取られてしまった。
昨日に引き続き、非常に立ち上がりの悪く気になるところである。
第2セットはタイの先取点で始まり、日本は未だ本調子が出ない。
しかしそんな不調を吹き飛ばすような大友の強打と
高橋の高速サーブなどで4連続ポイントでリードを奪う。
この試合でも日本は菅山を下げて吉澤をスタメンに据えているが
怪我でもしたのではないかと、少々心配になってしまう。
リードを奪ったまま試合は中盤へ突入し
日本は3点リードで二回目のタイムアウトを迎える。
自分達のバレーを取り戻す意味でも、このセットは取っておきたい。
しかし後半に入り日本は20-20とタイに追いつかれてしまう。
それでも日本は先にセットポイントを迎え、最後は杉山が
きっちりと決めて第2セットは日本が取得した。
ここで一気に決めたい第3セットはまたも杉山の先取点で始まる。
ここまで一度もブロックポイントのない日本はここで
ブロックを決めて相手の攻撃を切っておきたい。
ブロックポイントとは行かないモノの宝来、大友などの強打で
日本は5-1と序盤からタイを引き離しにかかる。
この第3セットに入り、ようやくエンジンのかかってきた日本は
流れに乗ったまま終盤までリードを保ったまま試合を運ぶ。
本来ならもっと引き離している感があるが、タイも必死に食い下がる。
そして杉山の価値あるブロックポイントでセットポイントを迎え
そのまま第3セットも日本が連取した。
ようやく波に乗った日本はこのまま一気に試合を決めておきたい。
そんな第4セットは先取点をタイに取られてしまうが
日本の良い流れは失っていはいない。
昨日の試合に引き続き、この試合でも吉澤の活躍が目立つ。
杉山も要所でしっかりと決めており、このあたりの選手は頼りになる。
特にこのセットでは杉山が最速ブロードやサービスエース、ブロックなど
とにかく大活躍で日本のピンチを救っている。
タイが異常なまでにボールを拾ってくるのを
杉山が切って捨てることで、タイを崩すのに重要な役割を担っている。
中盤に入り、杉山に影響され日本のブロックや攻撃が決まりだし
日本はタイを引き離しにかかる。
波に乗っている日本は20-14とタイを大きく引き離して
終盤まで安定した試合運びを展開する。
しかしここでタイの強力な反撃が始まり、23-21と追いつかれ
日本はタイムアウトを取る。
タイムアウトの後、立て直した日本は大友の強打で
ついにマッチポイントを迎える。
そして最後はもう一度大友の強打で第4セットを取り勝利を収めた。
これで日本は開催国ながら、上位5チームに入り
もし開催国でなくても決勝ラウンドに進める成績で
予選ラウンドを文句なしで突破した。
13日から始まる決勝ラウンドでは大いに大暴れして
世界の強豪チームを驚愕させてほしいものである。

2005年07月11日

iPod修復!!!

今現在私が使用しているiPod Photo60GBは
実は3台目にあたる。
一番最初にG4 Quick Silverと一緒に購入した
10GBのiPodは多くの他のユーザと同じくFirewireの
接続端子部分の接触不良により充電は出来るが
Macintoshに認識されないという何とも諦めがたい壊れ方で
普通に使用出来るが、曲の入れ替えなどが出来ない状態であった。
そしてそれでは仕事に差し支える為、中古で同じモデルで
スペックも全く同じiPod 10GBを使用していた。
しかし、こちらも先日の停電事件で電源部分が壊れたらしく
全く動かない状態で、最終的にこのiPod Photoになった。
故障した機材を捨てられない私としてはダメもとで直してみようと
オークションにてこれらのパーツとなるジャンク品を捜索してみた。
すると、丁度良い具合に症状を見ると恐らくHDDが大破したと見られるiPodが
売りに出されており、早速競り落としてみた。
それがついに私の家に届き、いよいよ歴代のiPodと今回購入した
壊れているiPodを全て開けてみる。
まずは初代iPodが一番修理し易そうだったので初代のHDDを
オークションで落としたHDDと交換してみる。
すると。。。。動いた。
見事に動き、動作にも全く問題ない。
これだけでも十分成果があった。
しかし、ここで2代目のiPodが電源異常だという事は解っており
取りあえず初代のバッテリーと交換してみる。
すると。。。。ダメか。。。。と思った数秒後、、、動いた。
これには歓喜の声を上げてしまった。
どうやらバッテリー部分が大破していた様である。
それにしてもオークションで落とした格安のジャンク品で
iPodが一気に3台に増えてしまった。
ある程度の知識があればiPodとは言え、所詮は人の手で作られたモノ。
修理出来ないわけはない。
しかしこの結果には自分でも驚きであった。
皆さんのお手元にもし壊れた機材があれば
覚悟を決めて修理してみてはいかがだろうか。

2005年07月12日

Lantern Session

第2週Lantern Sessionに参加した。
今回は人数が少なめかと思っていたら
ミュージシャンは確かに少ないのだが
一般の観客の方が異常に多い結果となった。
ミュージシャンは私のような若輩者ではなく
大御所の方でも時折座る場所さえない状況である。
しかし一度ステージに立てばそれは嬉しい事であり
参加したミュージシャン全てが素晴らしいパフォーマンスで
会場を大いに沸かせていた。
今回はThe NATTのKeyの朝倉氏も第2週初参戦で
終了後の雑談も大いに盛り上がった。
どうやらそのうちDrumsの塚田氏も来そうな勢いである。
益々濃い人間ばかりが集まりそうな予感がして
非常に楽しみである。

2005年07月13日

日本対イタリア

女子バレーワールドグランプリの決勝ラウンドで
日本はイタリアと対戦した。
予選ラウンドでは日本とイタリアは同じ6勝3敗で
同率4位だが、一度も対戦はしていない。
しかし世界ランクではイタリアの方が上であり
全くもってこの決勝ラウンドは気が抜けない。
日本はこの試合も菅山を控えに下げて吉澤を使っている。
第1セットは高い壁に阻まれブロックアウトでイタリアに
先取点を取られ、そのまま2連続ポイントを許してしまう。
その後すぐに切り返すが、どうも動きが固い。
サッカーも含めて日本はスロースタートの国なのだろうか。
結局最初のタイムアウトは3-8の5点差で迎えることになる。
タイムアウトの後で立て直した日本は3連続ポイントで
一気に点差を埋めにかかる。
ところがそこから全く日本の得点が止まり
逆にイタリアに一気に引き離されてしまう。
そんな中アナウンスで解ったのだが、菅山は右太腿を
怪我しており、その為控えに回っているようだ。
しかしその菅山もこの試合では出さざるを得ない状況に
日本は追い込まれるかもしれない。
結局第1セットは12-25でイタリアにやられてしまった。
イタリアが強いというより、日本が全く調子が出ていない。
次のセットまでにどうにか立て直して欲しいものである。
第2セットはついに菅山を投入しての日本だが
先取点はイタリアのいきなりのフェイントで取られてしまう。
やはり菅山が入ると日本の勢いが違う。
アテネからの出場で杉山の動きが読まれてしまっている以上
菅山の攻守にわたる素晴らしいボディーバランスから生まれる
プレイはイタリアに取っても脅威だろう。
そしてその菅山の強打で2連続ポイントを奪い
点差は無いが良い流れを作り出している。
この菅山、宝来あたりが決まってくると杉山のマークが緩み
ブロードやクイックが活きてくるというものである。
試合は大きく引き離されずに終盤へ。
しかし及ばず21-25で第2セットも連取されてしまう。
第3セットも菅山が怪我を押して続けて出場する。
このセットもやはりイタリアの先取点から始まり
いきなりの4連続ポイントでリードを奪われる。
しかし第2セットの途中あたりから日本の攻撃も
決まるところでは決まっている。
ただ圧倒的なイタリアの勢いに後退りしている為
日本は本来の力が出せていない。
試合は終盤に入り、完全にイタリアペース。
ついにイタリアのマッチポイントとなる。
終わってみれば14-25、ストレートでの完敗である。
実力よりも気持ちで完全に負けており
どうにか明日のオランダ戦までに気持ちを立て直し
全日本のバレーを見せて欲しい。

2005年07月14日

日本対オランダ

女子バレーワールドグランプリ決勝ラウンド第2戦で
日本はオランダと対戦した。
昨日の屈辱的な敗戦を乗り越え
確実に勝ちに行って欲しい。
オランダは予選リーグでは日本より下で
この決勝ラウンドに残ったチームの中では
一番成績の悪いチームなので、オランダを足がかりに
調子を取り戻して欲しいところである。
しかし予選ラウンドではイタリアをストレートで倒した実績もあり
楽観視するわけにも行かない。
その為か日本はこの試合で調子を取り戻す意味もあり
当初休ませる予定だった様だが菅山をスタメンに加えている。
この最強メンバーで臨んだ第1セット最初の得点は
いきなり杉山のブロードで、昨日封じられていた攻撃から
見事に先取点を取った。
そして2点目は同じく昨日封じられた大友の強打。
非常に強気な竹下のリードが面白い。
3点目は副キャプテンの高橋と、素晴らしいリズムで試合を進める。
リベロの桜井はしっかりと拾い、相手の要注意選手は
しっかりとブロックして返すという攻守において良い雰囲気である。
しかしながらオランダも非常に高く、日本はリードを奪われる。
さすがに激戦の予選ラウンドを勝ち抜いただけあり
数字だけでは言い表せない強さがある。
この試合で光っているのは大友。
地元と言うこともあり、昨日の苦戦は嘘のようなプレイである。
気になるのは菅山が奮闘しているのだが力が無い。
やはり怪我による影響が大きいのかと思っていたら
吉澤と菅山が交代し、大事を取ったようだ。
ベンチリポートでも菅山の飛び方に違和感があるとの事であった。
代わって入った吉澤はファーストタッチでいきなり決めて
菅山の穴をどうにか埋めようと良いリズムを作る。
終盤必死に追い上げるがついに21-24でオランダのセットポイント。
日本はやり返すが22-25で第1セットは落としてしまう。
しかし昨日とは違い、勢いがあるので第2セットに期待したい。
第2セットはオランダに先取点を奪われるが
その後3連続ポイントなどでリードを奪う。
ただ点差は無いに等しく、最初のタイムアウトは7-8で
オランダリードで迎える事になる。
しかし宝来の大活躍があり、中盤で15-14と日本がリードを奪う。
その直後には高橋のサービスエースで16-14。
2回目のタイムアウトは日本リードで迎える。
このリードから日本は止まらず一気にオランダを突き放す。
完全な日本ペースで24-18と、セットポイントに持ち込む。
最後のとどめは大友の強打で25-20で第2セットは日本が取る。
第3セットは高橋のフェイントから先取点は日本。
第2セットの勢いのまま、日本は序盤からリードを奪い
オランダを崩していく。
しかしオランダも譲らず3連続ポイントなどで最初のタイムアウトは
オランダのリードで迎えることになる。
やはりこの試合は今までのように勢いだけで楽に勝てそうにない。
日本は第2セットで調子の良かった宝来を中心に攻めて
どうにか逆転しようと奮闘し14-14と同点とし
そして直後に逆転に成功、その後で大友の駄目押しで16-14と
リードを奪い、2回目のタイムアウトを迎える。
しかしオランダの強烈な逆襲で19-19と同点にされる。
その直後今度は日本の猛攻で再びリードを奪い
ここで杉山に変えて菅山を投入する。
そのまま24-22で日本のセットポイントとなる。
しかしオランダも引き下がらず、24-24とされてしまう。
26-26となり、菅山を下げ杉山を再度投入。
どうやら菅山を後衛に置くことで守備の強化を図ったようだ。
そして吉澤のアタックで日本のセットポイントとし
最後はその吉澤のサービスエースで28-26と
第3セットを連取し、第4セットを迎える。
第4セットは日本の先取点で始まり
竹下のサービスエースでいきなりの2連続ポイント。
その後も大友のブロック、高橋の強打で4-1とリードを奪う。
たまらずタイムアウトを取ったオランダだが
タイムアウトの後で宝来がいきなりブロック。
いよいよ日本が勢いに乗ってきた。
オランダの高さを生かした攻撃に気が抜けない状態だが
日本は10-8とリードを奪ったまま試合が進んでいく。
そして試合が進み杉山のブロードで16-14と
日本リードで2回目のタイムアウトを迎える。
その後も高橋、杉山、大友の攻撃で19-15とリードを広げる。
しかしオランダもここで黙っているはずもなく20-18と
徐々に点差を縮めてくる。
それでも日本はその猛攻を防ぎつつ
ついに24-21と日本のマッチポイントを迎える。
最後はあっけなくオランダのサーブミスで終わってみれば
セットカウント3-1で日本が勝利した。
序盤は昨日の気後れを引きずっていた部分もあったが
試合が終わる頃にはすっかりと吹っ切れてオランダに快勝した。
明日の休息日で調子を整え、明後日のブラジル戦で
予選ラウンドの雪辱を果たして欲しいものである。

2005年07月15日

結局喰われるんでしょ。

ついにVodafoneもキャラクターを発表した。
Docomoの「ドコモダケ」、auの「auシカ」に続く
第3弾はVodafoneの「しまクリ三兄妹」である。
つまり「クリ」。
通話・メール・パケットの3つを使い放題にした事で
このネーミングである。
やはり通話の使い放題はWillcomが既に実施しているが
携帯では始めてである。
ただ、家族間だけというのが少々企業の体力の無さを
露呈してしまっている気がしてならない。
Willcomの方はWillcomなら誰でも通話し放題である。
しかしながら携帯初という快挙は認めざるを得ないだろう。
Vodafoneの契約者数も発表後、久々に伸びており
この努力が数字にも表れている。

でも、結局は「ドコモダケ」も「しまクリ三兄妹」も
「auシカ」のエサである。

辛口になったところでこれにて終了。

2005年07月16日

Live! & 日本対ブラジル

横浜の関内Club24Westにて
私のオリジナルBANDのLiveを行った。
今回はGuitarの遠藤愛知氏と
Drumsのタカノハシアキラ氏がお休みの為
Acoustic BandのGuitar瀧澤幸仁氏と
前回の私の企画Liveで御一緒した白川玄大氏を
迎えてのLiveとなった。
今回も非常に多くの方々にお越し頂き
盛り上がった良いステージを送ることが出来た。
是非とも次回も楽しみにして頂きたい。
次回は愛知氏とタカノハシ氏も参加予定である。

さて、女子バレーワールドグランプリ決勝ラウンド
待ちに待ったブラジル戦である。
予選の日本ラウンドでの雪辱を晴らすべく
この試合だけは落としたくない一戦である。
日本はこのブラジル戦を皮切りに明日と明後日の試合で
キューバ、中国と世界最強の3ヶ国との3連戦であり
世界との距離を測り、そして縮めるための大事な時期であるだけに
大いに期待したいところである。
ブラジルは予選で日本を苦しめたレナタとジャケリネを
スタメンにすえて、いつもと布陣を変えて
日本が嫌がる布陣をあからさまに最初から用意している。
一方日本はやはり怪我の状態が良くないのか
菅山を下げて吉澤をスタメンに起用している。
まず第1セットはブラジルのブロックで先制されてしまう。
しかし直後に日本は高橋が早速やり返し
序盤から見応えのある試合が展開される。
やはりブラジルはジャケリネとレナタを中心に攻めており
日本はこの二人を封じる事が勝利への鍵となりそうである。
最初のタイムアウトは5-8でブラジルリードで迎える。
しかし中盤で日本の逆襲が始まり、宝来がブロックを2本決め
リズムが良くなり、12-12と同点に追いつく。
日本が3連続ポイントで同点に追いつくと
今度はブラジルが4連続ポイントで日本を突き放す。
全くもって気が抜けない。
杉山のブロードも止められ、ブラジルは日本の攻撃を
大分研究してきているようである。
19-21となったところで菅山を投入。
どうやらこの試合では守備的な意味で起用するようである。
元々菅山はリベロで桜井と同じポジションなので
この起用方法は非常に有効かもしれない。
またこの試合で光るのは高橋である。
予選のブラジル戦では菅山や杉山、宝来といった選手の
プレイが目立った為、この高橋を使用した攻撃は
今のブラジルには有効かもしれない。
日本は奮戦したが第1セットはブラジルに20-25で先取される。
しかし試合内容は次のセットに期待できるものであった。
この試合で菅山が使えれば控え選手を使用したコンビネーションを
含めて多くの攻めのバリエーションを使用し
もっと有利に試合を進められたかも知れないだけに悔やまれる。
第2セットは今日調子の良い高橋の先取点で幕を開ける。
その後すぐに高橋はサービスエースを決めて3-1と
序盤から日本がリードを奪う。
ただこのセットでブラジルは少々調子が悪い。
どうやらブラジルのレナタという選手はその巨漢の為か
長時間試合に出場するスタミナがないのかもしれない。
レナタは普段ブラジルのスーパーサブであり
試合の途中で流れを切り替える選手で
本来流れの中でのプレイが苦手なようである。
日本はそのレナタを止め、リードを奪ったまま試合は進む。
後はジャケリネを止めることが日本の課題となる。
ブラジルもイタリアほど有名ではないがIDバレーで有名であり
この試合でも大量のデータシートが5ポイントごとに
ブラジルのベンチに入ってきている。
決勝ラウンド初戦でイタリアに散々にやられたこともあり
日本はその意味でもブラジルを破りたいところである。
この場面でブラジルはレナタを一度下げ休ませてから
もう一度投入してきた。
やはり体力がなさそうである。
日本は16-12とリードを広げつつ2回目のタイムアウトを迎える。
そして終盤に入り、またもやレナタが疲れてきたらしく
バックアタックがネットを越えないなどの欠点が顕著に露出し
いよいよ面白くなってくる。
この苦しい場面でもジャケリネだけは決めて来ており
一筋縄では行かないようである。
その流れでついにブラジルに23-23と同点にされてしまう。
しかし日本も食い下がり日本のセットポイントとなったところで
菅山を後衛に投入する。
試合は24-24でデュースに突入し25-25と試合は一進一退である。
この試合を決めたのが、サーブで自信をなくしていた大友のサーブが
ブラジルを崩し、最後は宝来が決めて第2セットは日本が取った。
第3セットはブラジルの強打で先取点はブラジル。
日本はその直後にまたも高橋でやり返し、このセットも楽しめそうである。
ただ菅山に変えて入っている吉澤もどうやら怪我をしているらしく
菅山よりも状態は良いが、本調子ではなく
この試合でもどうやら力強さがない。
それでも吉澤はこのセットで決めるところで決めており
大いに頑張って欲しいものである。
第3セットはブラジルが立て直して来たようで
最初のタイムアウトは4-8とブラジルリードで迎える。
しかしこの場面で頼りになるのが高橋。
相手をあざ笑うかのようなプレイで強打以外の攻め方で
見ているこちらもスカッとする。
しかし徐々に点差が広がりつつ試合は終盤に入る。
6点差という劣勢から奮戦したが20-25と
第1セットと同じ点差でブラジルに取られてしまう。
後のない日本、第4セットは高橋の強打から先取点を奪う。
その流れから日本はいきなりの3連続ポイントで3-0。
しかしブラジルに日本のサインが読まれているらしく
4-4と一気にブラジルに追いつかれてしまう。
最初のタイムアウトは7-8とわずかながら
ブラジルリードで迎える。
そしてそのまま点差はほとんど動かず2回目のタイムアウトも
14-16とブラジルリードである。
その直後に主審が勘違いしてノーカウントになるなど
波乱の中、試合は終盤へ。
このセット連続ポイントが止まっていたが
ここでブラジルが連続ポイントを決めて17-20とリードが広がる。
しかし日本も連続ポイントを奪い20-21とブラジルを追い詰める。
そんな場面で大友の痛恨のサーブミスもあり
ついにブラジルのマッチポイントを迎えてしまう。
最後はやはりジャケリネの強打にやられ
第4セットを落とし、セットカウント1-3で落としてしまう。
どうもこの試合の日本はミスが多く、もったいない印象が強い。
しかし良い点もあるので波に乗れれば面白くなるだろう。
良く考えてみればこの強力なチームと互角に近い戦いを
展開できるということは、日本は確実に強いという事である。
後はこの大会で世界に対しての恐怖感や畏縮などの
負の感情を払拭し、自分達の強さを認識し
その長所を生かすプレイを実践するだけである。
それだけに明日のキューバ戦では波に乗った日本を
大いに見せつけて欲しいものである。

2005年07月17日

Live! & 日本対キューバ

二子玉川高島屋のCafe Fouquet'sにて
Acoustic BandのLiveを行った。
今回からGuitar、Bass、そしてVocal・Saxの3人での
アンサンブルとなり、これがなかなか良い出だしであった。
連休と言うこともあり客席も満員状態で嬉しい限りである。
既に10月までスケジュールが決まっており
今年は10月が二子玉川では最後のLiveとなりそうである。
それまでに是非とも一度遊びに来ていただきたい。

さて、昨日のブラジル戦に引き続き
女子バレーワールドグランプリ決勝ラウンドで
日本は鳥人軍団キューバと対戦した。
負けはしたが昨日のブラジル戦で大きく成長した姿を
この試合で見せて欲しい。
日本のスタメンは昨日と同様に吉澤がスタメンに入っている。
しかし、事前練習では菅山がスパイク練習をしていたという
情報もあり、この試合は菅山の前衛でのプレイが見られるかも知れない。
第1セットは今大会得点ランキングトップの高橋が決めて
日本が先取点を奪う。
序盤は日本がリードを保ちつつ試合を展開し
大友のバックアタック、宝来のサービスエースなどで
最初のタイムアウトを8-5で日本リードで迎える。
その後も日本優位で試合は進み、特に高橋の活躍が目立つ。
リードは徐々に広がり11-6となり、キューバは堪らずタイムアウト。
このキューバと日本の平均最高到達点の差は22cm以上と
日本は身長差以上に苦戦を強いられると思っていたが
キューバは非常に若いチームであり、調子に乗せずに
崩していけば十分に勝てるチームである。
杉山のブロードが決まり16-13と日本リードで
2回目のタイムアウトを迎える。
タイムアウト明けも吉澤のいきなりのサービスエースなどで
日本は有利に試合を展開し24-20とセットポイントへ。
最後は相手のミスを押し込み第1セットを先取した。
第2セットも高橋の強打で日本が先取点を奪う。
このセットに入り、日本は相手の強打が見えてきており
キューバのスパイクを拾う場面が目立つ。
最初のタイムアウトは6-8でキューバリードで迎えるが
点差ほどの開きは無く、むしろキューバに焦りが見える。
キューバは自分達のミスで波に乗れないが
その強打に日本は逆転するところまでは行けない。
2回目のタイムアウトは11-16でまたもキューバリードで迎える。
日本はキューバを追撃しつつも19-24でキューバのセットポイント。
その後もやり返すが20-25で第2セットはキューバに取られてしまう。
しかし後半の日本の追い上げでキューバは良い心地はしていない。
第3セットは杉山のブロックでまたも日本が先取点。
序盤は一進一退の攻防が続くが最初のタイムアウトは
7-8でわずかにキューバにリードを許して迎えることになる。
この辺りからキューバはドリブルの反則を取られ
それが不服で調子を大きく崩し始める。
タイムアウトを後で日本は一気に攻め、2点のリードを奪い
キューバが堪らずタイムアウト。
そのタイムアウトの後もいきなり杉山がサービスエースを取り
続いて高橋のあざ笑うかの攻撃でまたもポイント。
日本はこの流れで何と6連続ポイントで5点のリードを奪う。
今のうちに一気にこのセットを決めたいところである。
しかしキューバも3連続ポイントを決め、食い下がる。
このキューバの勢いを大友のブロードや
高橋のサービスエースで切って落とす。
2回目のタイムアウトは16-12で日本リードで迎える。
キューバは身体能力に任せて攻撃を決めてくるが
チームとしては全く機能しておらず、怖くも何とも無い。
日本はキューバに決められても気にせず集中している。
22-18とリードしたところで日本は菅山を後衛に投入。
その菅山のサーブで相手を崩し、相手のエースを封じる。
試合は進みついに24-20で日本のセットポイント。
最後は宝来の頭脳的なアタックで25-20と日本が取った。
迎えた第4セットであるがキューバに先制点を許し
4連続ポイントを与えてしまうが、日本も3連続ポイントで
しっかりやり返し、最初のタイムアウトは8-7で日本リードで迎える。
キューバは仲間割れの様な状態で崩れたまま。
怖いのはラミレスくらいだが、他の選手が機能していないので
問題なく対処し、そしてやり返すといった具合で
13-10と日本がリードした時点でキューバは第4セットでの
タイムアウトを使い果たしてしまう。
後は16点に到達した時のテクニカルタイムアウトのみである。
ここで一押しすればキューバはもう立ち直ることが出来ない。
キューバの監督はひたすら「落ち着け」というゼスチャーを送るが
選手を落ち着かせる事が出来ない。
運に任せて時折キューバの攻撃が続けて決まることはあるが
やはり続かずに日本に切られてしまう。
そして16-13とまたも日本リードで最後のテクニカルタイムアウト。
これより後は日本のタイミングでのタイムアウト以外ない。
このタイムアウト明けも杉山のサーブが相手のミスを誘い
その次は相手のキャプテンのルイザのミスで18-13と
日本のリードが広がる。
気になるのは大友のサーブミスである。
未だサーブに自信が無いらしく、このサーブミスから
相手が調子に乗りそうになる場面がある。
このあたりはしっかり修正して欲しいものである。
日本のミスなどでキューバも調子に乗れないまでも
21-21とついに同点に追いついて来てしまう。
ここからは気力・集中力の勝負になる。
キューバはこの場面でもドリブルの反則を取られ
またも抗議し、どうにか食いつこうと必死である。
その執念か23-24とついにキューバのセットポイント。
ここで日本はタイムアウトを取り、立て直す。
このタイムアウトで見事に立て直し
エース高橋の強打で24-24とデュースに持ち込む。
その直後にキューバに取られるも高橋がすぐにやり返す。
宝来のミスで再びセットポイントとされるが、大友が決める。
しかしこの場面で大友のサーブ。
案の定このサーブを外す大失態。
その直後今度はキューバにサービスエースを取られて
第4セットをキューバに取られてしまう。
迎えた最終セット、やはり高橋のアタックで先制点。
そして日本は2連続ポイントでいきなりのリード。
しかしキューバも2連続ポイントで同点とする。
最終セットは15点先取なので全く気が抜けない。
そして宝来が第4セットのミスを帳消しにするアタック。
その直後に今度は宝来一人でのブロックで
宝来だけで2連続ポイントを奪いまたもリードを奪う。
キューバが1点返すも大友が決めて5-3。
その後もラリーの中での吉澤の貴重な得点で
6-4と序盤は日本ペースである。
ここでタイムアウトをはさむが、今度はキューバ相手に
何と竹下のブロックで7-4とキューバを突き放す。
これにはさすがのキューバもショックだろう。
直後にキューバが強打で決めるが、すぐに杉山の
センターからのクイックでやり返し8-5でコートチェンジ。
コートチェンジの直後に日本はタッチネットで気を削がれるが
キューバのサーブミスに救われる。
高橋が決めて10-7と試合はいよいよ終盤へ。
11-7と日本がリードを広げたところで
キューバは最後のタイムアウトを取る。
柳本監督も既に声が完全に枯れており、見ている方も
非常に力が入ってしまう。
タイムアウトの後、キューバが2連続ポイントで11-9とされ
今度は日本がタイムアウトを取り、体勢を立て直す。
この試合は予選ラウンドのブラジル以上の試合と言える。
そして高橋のナイスジャッジで12-9
その直後に相手キャプテンのルイザを宝来がブロックし
13-9と日本が優位に立つ。
しかしキューバも食い下がり2連続ポイントで13-11とし
ここで日本は最後のタイムアウトを取る。
しかしタイムアウトの後、キューバに得点され
ついに13-13と同点に追いつかれてしまう。
しかしながら吉澤が切って落とし、14-13と
ついに日本のマッチポイント。
ここで大友のサーブだったが、ここは菅山を投入し
菅山のサーブ。
この菅山が素晴らしいサーブで相手を崩し
チャンスを得たのだが、上手くいかず得点される。
そして今度は14-15でキューバのマッチポイント。
しかしここは吉澤がまたも切って落とし15-15。
すぐにキューバもやり返し、またも日本がピンチへ。
最後はキューバの強打にやられて15-17。
何とも言えない幕切れである。
はっきり言って近年の成績から言えば大健闘だろう。
しかし、今の日本の実力を考えれば第4セットで
勝利を掴めた試合であった。
やはり大友のサーブミスは大きく、第4セット以外でも
非常に多くの要所でサーブをミスしている。
アテネを経験している事もあり、この程度の事で
精神的に大崩れするのは宜しくない。
真の全日本のプレーヤーとして鍛えなおして欲しい。
この悔しさをバネに明日の中国戦で
最強の中国を負かして有終の美を飾り
北京メダルを獲得して欲しいものである。

2005年07月18日

日本対中国

女子バレーワールドグランプリ決勝ラウンド最終戦で
日本はアテネの覇者、世界最強の中国と対戦した。
一昨日、昨日とブラジル、キューバに敗戦を喫し
特にキューバ戦では最終セットでデュースまで
追い込んでの敗戦であり、この鬱憤を一気に
この中国戦で爆発させ、最後に勝利を掴んで欲しい。
日本は吉澤をスタメンに据えているが
菅山の太腿の怪我も癒えたという情報もあり
この試合はベストメンバーで臨むことが出来そうである。
第1セットは中国の先制点で始まるが
ここはやはり高橋が決めてやり返す。
高橋はこの大会でベストスコアラー賞がかかっており
この得点で2位に並んだ。
序盤は全く気の抜けない一進一退の試合で
最初のタイムアウトは7-8と中国リードで迎える。
タイムアウトが明け、ついに中国の
3連続ポイントで7-10と点差が開く。
相手は高橋を完全にマークしており日本は苦戦しそうである。
しかしそれでも中国は高橋だけは止める事が出来ない。
大友は相変わらずアタックで決め、そしてサーブで外して
プラスマイナス0の状態で頼りにならない。
サーブ以外では良い選手なのだが、もったいない事である。
12-15となったところで日本は菅山をサーバーで投入。
中国のミスと、高橋の知的なプレイで14-15。
ここで一気に流れを引き寄せたいところである。
終盤に入り今度は日本が崩れ、15-18となるが
この流れを切ったのが大友である。
そしてその流れに乗り、復活した菅山が強烈に叩き落す。
点差は縮まらないが、日本は自分たちのリズムを
取り戻しつつあるようである。
日本は杉山、菅山、宝来、高橋と強力な布陣で
中国を追い上げるが21-24と中国のセットポイント。
ここで高橋がまたも決めて22-24、そして相手のミスで
23-24と一気に1点差まで詰める。
中国は堪らずタイムアウトを取り立て直しを図り
最後は決められて第1セットは落としてしまう。
しかし中国も気持ちの良い勝利とは言えないだろう。
第2セットに期待したい。
昨日ブラジルに対してストレートで、しかも各セットで20点以上
取らせなかった中国に対して、これは良い滑り出しである。
第2セットは右足が癒えた菅山が最初から入り
相手のミスで日本の先取点から始まる。
第1セットの途中から中国は少々歯車が狂ってきており
日本はこのセットで中国を一気に崩しておきたい。
この場面でやはり大友はサーブを外す。
しかしこれをカバーするのが菅山。
直後に強打で打ち抜き、やり返す。
菅山があまりマークされていない為か
その後も強打で中国を打ちのめし、素晴らしい活躍を見せる。
菅山、高橋が活躍し相手の目が逸れたところで
大友や杉山を使い、日本は引き離されずに
最初のタイムアウトを7-8と中国リードで迎える。
この試合はこれまでと違い、第1セットから日本は飛ばしている。
タイムアウト明けに高橋が知的に決めて高橋は
この大会でのベストスコアラー賞トップに並んだ。
そしてこの良い流れで大友のサーブ。
しかし、この場面でついに大友のサービスエース。
これは値千金のサーブである。
と思っていたら、次のサーブでサーブミス。
そしてそれに誘われるように中国もサーブミス。
相手に感染するとは相当重いメンタル面での負の感情を
背負っているのだろう。
12-14となった後、高橋がまたも決めて
ついにベストスコアラー賞で単独トップに立った。
既に他の試合は終わっており、中国には争う選手が
いないため、これで高橋のベストスコアラー賞が決定した。
そして2回目のタイムアウト直後に日本が反撃に出る。
相手のミスに続き宝来がブロックを見事に決め
中国の流れを崩し15-16とし、中国は堪らずタイムアウト。
タイムアウトが明け、またも宝来が決めて16-16。
しかし中国も譲らず3連続ポイントで16-19。
日本はタイムアウトを取るが、この流れが止まらず16-21。
この流れを切ったのが高橋の強打である。
相手のブロックを打ち抜き、流れを作る。
その流れに乗って宝来も決めて21-18とする。
そして日本は宝来の活躍で20-23と何とか20点に乗せる。
しかし中国も負けず20-24とセットポイント。
そこで今度は日本は大沼が決めて21-24。
続けて中国が自ら崩れて22-24と日本が追い上げる。
中国はここで第1セットと同じく嫌なタイムアウトを取らされる。
タイムアウトが明けて中国が決めて22-25と
第2セットも連取するが、あまり良い形ではない。
日本は何とか第3セット、第4セットを連取し、最終セットで
勝利を収めて欲しいものである。
第3セットは中国の2連続ポイントで始まる。
しかしライトからの菅山の攻撃が決まり2-3とする。
やはり菅山が入ると日本は勢いが良くなる。
リベロの桜井は菅山が拾うことで楽になり
セッターの竹下は菅山の攻撃力を使用して
攻撃方法の選択のバリエーションが広がる。
そんな流れを崩すように大友のサーブミスは続く。
ここまで来ると日本としては大友にサーブを
打たせない様にピンチサーバーを入れるべきだろう。
それもあり最初のタイムアウトは
4-8と中国に大きくリードされる。
しかし高橋やこの試合の決定率60%という菅山の活躍により
8-10と追い上げ始める。
大友もアタックでは活躍をみせ、良いリズムが生まれ始める。
ただ点差は縮まらないまま2回目のテクニカルタイムアウトを
13-16と中国リードで迎える。
タイムアウトが明け、菅山の圧倒的な攻撃が決まる。
しかし中国の直後に2連続ポイントを決め
日本は苦戦を強いられ、タイムアウトを取る。
タイムアウトが明けると、またも菅山が決めて
直後に杉山のサービスエースで2連続ポイント。
その後でまたも菅山が決め、直後には驚異的な守備力で
拾ったボールを宝来が決めて日本は18-19とし
今度は宝来がブロックを決め、ついに19-19と同点に追いつく。
菅山はこの大会が終われば、またチームでリベロに戻ると
言っているが、私が監督ならもうリベロで起用はしないだろう。
彼女をリベロで起用すること事体が日本の損害である。
このあたりで中国が崩れ始め、杉山のブロックなどもあり
22-22と試合は面白い方向に展開していく。
得点とは関係なしに凄いのが菅山である。
さすがリベロと言うべきか、桜井の役目を奪う活躍で
ボールを拾いまくっている。
そして中国にマッチポイントを許すも、高橋が決めて23-24。
しかし最後は日本のネットタッチという判定で23-25と
中国に敗れてしまう。
結果だけ見ればストレート負けであるが
この試合に関してはその結果とは違い
非常に多くの大事なモノを得た。
決勝ラウンドは1勝しか出来なかったが
この結果も、この試合と同じく多大な収穫があった。
今大会で世界との距離を感じ取り、北京では借りを返して欲しい。
そして高橋はこの大会でベストスコアラー賞を取り
強豪がひしめくこの大会で素晴らしい結果を残した。
今後も大いに頑張って欲しい。
今度の北京五輪は大いに楽しめそうである。
お疲れ様、全日本。

2005年07月19日

iPod 次の一手

iPodが面白い方向に発展しようとしている。
今までApple社のCEOであるジョブス氏は
iPodが動画対応になる事に関して否定してきた。
むしろ対応するつもりがない事を強調してきたが
この方針を一転し、次世代のiPodは動画対応に
なる可能性が出てきたのである。
既に大手レコード会社とプロモーションビデオ(以下PV)の
配布の為の契約を交わしていたのである。
身近な所ではPVなどが挙げられるが
PVがOKとなればMacintoshで見られる動画は
iPodで見られると考えて差し支えないだろう。
この所Divxを始め、動画の見られる携帯機器が
少しずつ市場に出回り始めている事から
Appleが先手を打つ事は容易に想像出来る。
市場に出ている機種は値段が高価で
融通の利かないモノがほとんどで、まだまだこれからの市場であり
iPodが参入する事で一気に活性化する可能性は十分にある。
新たなiPodは恐らく9月頃に発表される見通しなので
大いに期待したいところである。

2005年07月20日

FIFAランキング上昇!

FIFAが定めている世界各国のサッカーランキングで
日本は18位から13位に急上昇した。
これはドイツで行われたコンフェデレーションズカップで
日本が欧州覇者のギリシャを倒した事や
その他のチームとも非常に高いレベルで試合を
展開した事が良い判断材料になったのである。
実際日本はまだ修正すべき点があるとは言え
独特の非常に面白いシステムを確立しつつある。
これまではあまり世界の強豪と戦う事が少なく
アジアの中での戦いが多かった為に
あまりサッカーのレベルが向上しなかったが
近年の日本選手の海外進出や、コンフェデ杯や
五輪での世界トップレベルの国々を相手にする機会に
恵まれた事で、レベルが大きく向上している。
また韓国などのアジアの他の国々でも
海外の有名クラブチームに所属する選手が多くなり
アジアのサッカーレベルが高まった事も要因の1つだろう。
次のワールドカップでは是非とも良い成績で
更なるランクアップを狙って欲しいものである。

2005年07月21日

リハ

7月31日に行われるJ-PopイベントVol.3の
最初のリハーサルを行った。
今回は前回にもまして様々な仕掛けが施してある。
オープニングからエンディングまで、「よくぞここまで」と言う
言葉が相応しい出来に仕上がっている。
また、前回に引き続き映像の方もばっちり仕込んであり
前回以上の凝り方である。
メンバーは私のOriginal Bandで御一緒しているタカノハシ氏を始め
遠藤愛知氏、田中誠氏も参加し、その他のメンバーも
最初のイベントから慣れ親しんだ仲で非常にやりやすく
リハーサルもスムーズである。
7月31日は是非、家族・友人揃ってみんなでいらして頂きたい。
来たら必ず楽しめるエンターテインメントが繰り広げられるはずである。

2005年07月22日

侮れない蛍光灯。

ダイニングの蛍光灯が切れてしまった。
そこで蛍光灯を買いに行ったのだが
あまり切れるモノでもないので
しばらくノーマークで過ごしており
蛍光灯の進化に気が付かなかった。
最近の蛍光灯は凄い。
それまで使用していたモノよりも数段明るいのである。
これで電気代は同じと言うから驚きである。
蛍光灯に限らず電球も進化を遂げており
切れていなくても変えたくなる様な進化であった。
毎日自分がさらされている環境なだけに
欠点が見えなかったが、明るくなった事で
相当目が楽になり、仕事がはかどるのである。
特に譜面を書く時などは非常に重宝する。
ITだけでなく家電も日比進化し続けているのを
痛感した一日であった。

2005年07月23日

地上でびっくり。

J-Popイベントのリハーサルを西麻布のNight Trainで
行っていたのだが、途中で地震があった。
私は自信に関して異常に鈍感なのだが
さすがに今回は気づいた。
ただ地震のタイミングが演奏中だったのだが
私はそこまで凄いモノとは思わずに続けて演奏していたら
周りのメンバーが演奏を止めたのである。
このあたりが微妙に私の鈍感さを物語っている。
場所が地下なのでそこまで感じないというのもあるが
それにしても大きい揺れだったそうだ。
と言うのも私は震度3くらいだと思っていたのである。
リハーサルは順調に進み、帰りにメンバーを車で
送っていく時の事である。
表参道のあたりを通るのだが、異常に人が多い。
どうやらほとんどの電車がストップしているらしい。
お陰でこの近辺はただでさえ土曜で混雑しているのに加えて
この騒ぎで大混雑であった。
一時は空港でも運行を見合わせる事態になったようである。
しかし私のこの鈍感さはもはやどうにもならない。
恐らく基本的に災害に対して鈍感なのだろう。
次に地震に気づくのはいつになることやら。

2005年07月24日

Live!

緊急でLiveを行った。
場所は逗子海岸の海の家「入船」である。
一応公開リハーサルという事になっているが
実質上は完全にLiveであった。
今回は田中氏にお誘いを受け、楽器を持って
遊びがてらという話だったのだが
終わってみれば完全にメンバー化し
何と10時から20時まで実に10時間を海で過ごしてしまった。
久々に海に来たのだが、これが良い。
解っていてもこの広々とした空間と
開放感溢れる雰囲気が何とも言えない。
そして家からそこまで遠くないという事も解り
たまには息抜きに来てみるのも良いかも知れないと
思ってしまった。
さて、Liveの方はリハーサルとは言え、演奏はしっかりしており
非常に素晴らしいモノとなった。
今回お初にお目にかかる兼近氏ともお近づきになり
素晴らしいパフォーマンスを拝見させて頂いた。
この今回のリハーサルを受け、来月は2回ほど出演が決定している。
お暇な方は是非遊びに来て頂きたい。
名前の通り、サザンしかやらないBANDである。
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2005年07月25日

レアル対ヴェルディ

昨年に引き続き今年もレアルが日本にやってきた。
まず迎え撃つのは東京ヴェルディである。
スタメンには出場が心配されたベッカムを始め
ロベカル、ロナウド、ジダン、オーウェンなどの強力な布陣。
そして控えにはフィーゴを始めとする選手が揃っている。
昨年の試合ではヴェルディは0-4で大敗しており
私としては試合よりもレアルの強さに期待したいところである。
試合開始早々からレアルの脅威の攻撃が始まる。
良い様にパスを回され、ヴェルディはボールに触ることが出来ない。
レアルは各国代表のキャプテン経験のある選手が4人おり
もしかしたら各国代表よりも強いかもしれない。
分身が可能だとしたらブラジル代表対レアルという試合を
見てみたいところである。
と思っていた矢先にとんでもないことが起きた。
ヴェルディの小林が得点したのである。
全く予想していなかった事なので、驚きである。
この得点のあたりからヴェルディが変わる。
どうやらスロースターターだった様で
ヴェルディがなかなか優位に試合を展開する。
そして前半の26分に今度はヴェルディFWワシントンの
頭脳的なポジショニングでまたも得点。
これで0-2とレアルが負けているという驚愕の展開になった。
この得点の時にはレアルのベンチのフィーゴなどが
総立ちになり、大いに焦っている。
この展開に私もレアルサイドで観戦していたが
ヴェルディを応援したくなってしまった。
その後、レアルは調子の良くないジダンを下げ
グティを投入してきた。
レアルとしては前半中に一点返しておきたいところだろう。
しかしながらヴェルディの固い守りにゴールを奪うことが出来ない。
前半終了間際あたりでレアルがいよいよ危機感を感じたのか
非常に白熱した試合が続き、選手同士の小競り合いに
発展する場面も見られた。
結局前半は0-2でレアルは2点のビハインドを負っての折り返しとなる。
どうにか後半までに立て直さないと、大変なことになりそうだ。
後半、レアルは交代なしで試合が始まる。
レアルは後半開始から早い段階で一点返そうと強力な攻撃を仕掛ける。
それに対してヴェルディは前半3バックから
後半4バックに変更して守りを固めている。
そしてそんな焦るレアルを尻目にヴェルディがコーナーキックから
山田の超低空のダイビングヘッドでなんと3点目。
これでいよいよレアルは大変な状況に置かれる事となった。
この試合は地元スペインにも放映されており
これではスペインでも示しがつかない。
ここでロナウジーニョのマークを勤めたこともあるグラベセンに変わり
バブロ・ガルシアを投入。
しかしヴェルディ優位は全く変わらない。
そして今度はついにベッカムを下げてデ・ラ・レッド
ラウルを下げてフィーゴを投入。
レアルはスター軍団を下げてなりふり構わない格好になった。
このフィーゴの投入が功を奏し、レアルが反撃を開始する。
それに対してヴェルディは新外国人のジウを投入。
ブラジルの有名クラブ「コリンチャンス」の選手である。
この試合では6人までにメンバーチェンジが認めらている。
その直後にレアルもサルガドを下げて若いディオゴを投入。
レアルは若い選手を使用して流れを変えようとする。
それでも流れは動かず、ついに全く良いところのないロナウドを
下げてソルダードを投入する。
しかしこの時点で後半の半分が過ぎており
ヴェルディの大金星が近づいている。
期待されたロベカルのFKもベルディーの壁に阻まれる。
後半32分にヴェルディは疲れの見えるワシントンに変えて
森本を投入する。
そのレアルを象徴するかのように大雨が降り始める。
後半のロスタイム突入時には視界をさえぎられるような
激しい雨が降る。
そしてついに試合終了の笛。
予想に反して終わってみればヴェルディの快勝と
驚きの結果に終わった。
ヴェルディは数日後に中田英寿率いるフィオレンティーナとの
試合も控えており、こちらも非常に楽しみな試合となりそうである。
今後のJリーグでの活躍も期待したい。

2005年07月27日

レアル対ジュビロ

来日中のレアルがジュビロ磐田と対戦した。
一昨日の試合でヴェルディに大敗している事もあり
レアルはもう後には引けない状況である。
ジュビロはGKに神・川口、そしてDFには田中誠と
茶野、MFには福西、FWにはカレン・ロバートと
非常に興味深い布陣である。
対するレアルはベッカムやラウール、ロベカルや
ロナウドなどの相変わらずの最強の布陣。
しかしジダンが負傷のためベンチ入りもかなわず
脅威のマルセイユターンは見る事が出来ない。
ジュビロにはワールドカップの日本代表を始め
様々な日本代表選手が含まれており
この試合は日本のレベルを計る試合としても
面白い観戦が出来そうである。
試合開始直後は両チーム非常に落ち着いており
すぐには試合が動かないと思っていたが
前半2分にグティからのパスをオーウェンが
上手く運び、少々ボールがこぼれたところを
ラウールが落ち着いてゴール。
これで1-0とレアルが先制した。
さすがの神も1対1では止められなかった。
この試合ではレアルの驚異的な強さが見れそうである。
レアルの先制点の直後から両チームとも
一気にヒートアップし、良い試合が展開される。
レアルはロナウドやオーウェンが何度もゴールを脅かし
川口は全く気の抜けないゲームになりそうである。
しばらくゲームは動かなかったのだがジュビロの成岡が
前田の突破からカレンを囮にしてのミドルシュートで
綺麗にゴール左隅に決めて1-1とジュビロが同点に持っていった。
レアルとしては技術的に優位に立っているだけに
腹の立つ失点だっただろう。
しかしレアルが黙っているわけがなく、ロナウドが突破からPKを得る。
世界のストライカーと日本の守護神との戦いは
川口が完全に読んでおり、触りはしたのだが
その手を吹き飛ばしてゴール。
これで2-1と再びレアルがリードする。
しかしこのシュートに対して反応できるのは
世界広しと言えどなかなか出来ることではない。
さすが川口といったところだろう。
その後、試合は動かず前半は終了する。
ただ両チームとも素晴らしいプレイで観客を魅了している。
レアルだけでなく、ジュビロも日本の意地をみせて
なかなかのチャンスを多く作っていた。
これは後半も面白くなりそうである。
後半、ジュビロは成岡に代えて名波を投入してきた。
名波も世界で通用する選手であり、期待が出来そうである。
レアルは大幅にメンバーチェンジをしており
パブロ・ガルシアやフィーゴなど4名を投入し
グラベセンやオーウェンなどを下げてきた。
後半の立ち上がりは両チーム共に前半と変わらず
興味深い攻守の入れ替わりで見ていても面白い。
レアルはその後もグティの代わりに若い選手を入れ
スター軍団を休ませる様な若手の育成にも余念がない。
その直後にカレンが素晴らしい飛び出しを見せるなど
本当に素晴らしい試合が展開される。
後半の23分あたりでレアルはベッカムも下げて
徐々に若手主体のチームに移行してきている。
そしてジュビロも田中誠などを下げ2人をチェンジする。
そのまま素晴らしい試合が展開され後半のロスタイムになり
レアルがフィーゴのパスからロナウドの脅威のスピードで
一気に日本のゴールへ持って行きそのままゴール。
川口の股下を貫く見事なシュートであった。
最後の最後で手痛い失点をしてしまった。
そのまま試合は終了したが、ジュビロにとっても日本にとっても
この試合は非常に収穫のある試合だと言えるだろう。
レアルもこの試合で調子を取り戻したようで
今後の活躍を大いに期待したい。
勝っても負けても、非常に素晴らしい試合であった。

2005年07月28日

Mac mini & iBook

Apple社がMac miniとiBookの新機種を発表した。
今回はクロックアップの他にもBluetoothや
無線LANなどを搭載し、メモリも増量するなどして
価格は据え置きという実質的な値下げを行っている。
またMac miniの方は上位機種にSuper Driveを搭載し
以前は自分で改造しなければならなかった部分をカバーしている。
iBookは既はPowerBookで搭載されているHDD保護機能や
タッチパッドのスクロールなどの機能を追加しており
Mac mini、iBookともに新OSのTiger仕様になっている。
今回のこの新機種は次のIntel搭載Macへのつなぎの様なもので
そこまで大きなアップデートはない。
しかしながら価格面でのコストパフォーマンスは非常に良いので
Intel搭載Macが落ち着くまで時間がかかる事も考慮に入れると
今狙っている人は、ここで手を出しても損はないだろう。
特にこの2機種は手軽に使える事が特徴でもあるため
ちょっとしたつなぎ程度には非常に都合の良い商品だと言える。
Appleの次の新製品にも期待したい。

2005年07月29日

KDDI奮戦

KDDIがどうやらNTTに対抗すべく奮戦している。
今までは電話と言えばNTTに頼るしかなかったが
今年から大分KDDIが奮戦しており
私も既にNTTからKDDIに乗り換えた。
NTTのわけの解らない加入権をKDDIは必要とせず
たかだか電話一本設置するのに数万円を取られる事はない。
また、基本料金もNTTより安く、デメリットが全くない。
後はKDDIでも光ファイバー回線が使用出来れば最強である。
と、ここでKDDIの戦略は東京電力である。
東電との連携により非常に強力な光ファイバー網を
手に入れる事が出来る。
またこの度KDDIは東電の通信子会社であるパワードコムを吸収合併し
東電との連携を益々高める方針である。
パワードコムはフュージョン・コミュニケーションズなどを子会社に持っており
それらも併せて吸収される見通しである。
フュージョンは「東京電話」などで有名で、KDDIは益々固定電話の
基盤を固めた事になる。
今後のKDDIには大いに期待したい。

2005年07月30日

カズ、横浜FC初出場

カズが横浜FCに移籍し、初めての試合を行った。
今回はまだチームのシステムに慣れていないため
途中出場だったが、それでも十分な活躍を見せていた。
既に38歳というサッカー選手としては非常に高齢でありながら
パワーをスキルでカバーし、経験を生かしたプレイで定評があり
個人的にも応援したい選手の一人である。
彼ほどのプレーヤーがJ2のチームでプレイする事に
周囲の驚きもあるようだが、本人は全く気にしていない様子で
サッカーが出来ればそれで良いという雰囲気である。
この姿勢は素晴らしいモノで、今後も頑張ってもらいたい。
是非限界への挑戦を続けて欲しいものである。

2005年07月31日

Live!

第3回J-Pop大会のLiveを行った。
今回も非常に多くの方々にお越し頂き大盛況の中でのLiveとなった。
回を追うごとにそれぞれの勝手が解ってきてスムーズに事が運び
またハプニングなどにも強くなっているのが面白い。
観客の方々もリピーターの方が大分増えて来ており
どうやらこの独特の世界観にはまっているようだった。
確かにJ-PopをやるBANDは数多くあるが
選曲や、その内容も含めて、ここまで凝っているBANDは他にないだろう。
私の方はどんどん機材の数が増えており下記の写真では解らないが
小物Percussionが大変な事になっている。
それでも主催のタカノハシアキラ氏はFluteやEWIなどの
新機材を要求する可能性があるので気が抜けない。
と言っても私自身、この様なセッティングでLiveをやる事は
そうそうにあるモノではないので、結構気に入っている次第である。
また、打ち上げもヒートアップし、当方出身のタカノハシ・田中誠の
両氏による吉幾三の「おら東京さ行ぐだ」は大いにヒットした。
下記の写真はその時のモノである。
また他にも多くの出し物があり、Liveよりもその時の爆笑で
喉が少々痛かった。
次回は来年の2月26日に既に決定しており
大いに期待してお待ち頂きたい。
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