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2003年04月 アーカイブ

2003年04月01日

更なる高みへ

このところ自分が伸び悩んでいる気がする。
というより、自分の理想に自分が近づくスピードが遅く感じているのである。
しかし、最近はいろんな所で刺激を受けることがあり
少なくとも4月中はそのような機会が満載である。
そしてアメリカ。
どこまで伸びるかは解らないが、相当な所まで自分の能力を
もって行きたいと思うわけである。

さておき、エイプリルフールである。
皆さんはちゃんとウソをついただろうか?
私は毎年、夜になってエイプリルフールだと気がつく。
つまり、ウソをつこうと思った時には夜中だったりして
なかなかウソがつけない。
というわけで、今年もウソがつけなかった。
まさかHome Pagaでウソをつくわけにもいかない。
例えばこのDiaryでウソをつくと、しばらくの間ログが残ってしまう。
どうせつくなら大きなウソをついて
ウソをつかれた人のリアクションを見て楽しみたい私としては
やはり、実際の会話の中でつくのが一番である。
なので、来年に持越しである。
エイプリルフールに私と逢う人は気をつけよう。

2003年04月02日

私は傘が大嫌いである。
なぜなら、、、うっとうしい。
この一言に尽きる。
傘を差していても差していなくても
片手を奴に取られるのが嫌である。
しかも、奴は雨で濡れたら濡れっぱなしである。
雨粒を振り落としても、まだ濡れている。
また、使い込んでいけば、ますます水はけが悪くなる。
なので奴を差していない時には、体から奴を遠ざけなければならない。
基本的に雨が嫌いなわけではないので、人に迷惑がかからなければ
私としては自分が濡れてもOKなのである。
むしろ、楽しいではないか。
と言うことは、奴は本来私に必要のないもので
世間の常識から、仕方なく使ってやっているわけである。
それなのに何だ、あの態度は。

と言うわけで、傘の便利な使い方をBBSにて募集!

2003年04月03日

Live!

今日は慶應義塾大学のオリエンテーションLiveの初日であった。
私が演奏したサークルは「カルア」のレギュラーBANDと
「クロスオーバー研究会」のセッションBANDである。
やはり非常に仲間意識からか居心地が良く、演奏もしやすい。
明日、明後日と来週の月曜日にも出演予定である。
また、明日と明後日は校舎の中庭ステージ、音楽練習棟の大ホールで
演奏することにもなっている。
非常に面白いサークルなので、これを見ている新入生がいたら
是非是非、いらして頂きたい。

2003年04月04日

Live!

今日も慶應義塾大学のオリエンテーションLiveであった。
今日は「カルア」の校舎の中庭ステージでのLiveである。
つまり、非常に勧誘を左右する大きなLiveなわけである。
昨日の練習の甲斐あって、リズムセクションが最高の出来映えであった。
もう文句なしといった感じで、非常に良いLiveだった。
これからも頑張って欲しい。
また、「クロスオーバー研究会」ではTenorSaxの一年生が
入る気満々でLiveを聞きに来ていた。
彼はAltoも始めたいとのことで、出来る限り力になってあげたいものである。
その後、夕方から4/16のKICO with Friendsのリハであった。
今日は全メンバー参加での練習となり、非常に賑やかで面白い。
リハの雰囲気も、メンバー全員で一つの作品を作り上げる感があり
良いLiveになりそうな雰囲気が漂っている。
Trumpetの阿久澤氏やPercussionの有馬氏とも久しぶりにお会いできて
良いリハとなった。
是非是非4/16は期待して頂きたい。
赤坂にあるGraffitiというお店でのLiveとなる。
今日は満足な一日であった。
明日も慶應義塾大学日吉キャンパスにて演奏しているので
暇な方はいらして頂きたい。

2003年04月05日

Live!

オリエンテーションLiveも三日目となり
多少の疲れもある中で、今日も「カルア」は元気であった。
本日は昨日の中庭ステージに続き、音楽練習棟にある大ホールにて
Liveを行った。
久しぶりに朝が早かったので非常にきつかった。
なんと8時起き。
サラリーマンや真面目な学生からは当たり前の事で
いつも通りだと思うのだが
私は寝るのが早くて3時なのである。
平均で4時か5時までは起きているのである。
うーん。つらい。
しかし、Liveの内容は非常に良かった。
飛び入りで今日から参加する事になった曲も
とりあえず上手くいったようなので、良しとする。
引き替え、残念なのが「クロスオーバー研究会」である。
今日は雨のため、中庭ステージは中止となってしまった。
それでも、めげずに勧誘と教室でのLiveをこなし
多くの新入生を入れていた。
大きなステージは中止となったが、その分だけ団結していたようである。
明日はオリエンテーションLiveはお休みである。
明後日にまた演奏するのでお越し頂きたい。

2003年04月06日

一休み

連日のLiveの疲れも、今日で大分とれた。
今日は、夕方から東京大学の「Pomp」というサークルの
オリエンテーションLiveのリハであった。
メンバーの中で数名知り合いはいたものの
ほとんどが初顔合わせであった。
慶應とはまた違った演奏のポリシーを持った方々で
非常に面白い。
個人個人がとても個性のある人ばかりで
それが溶けあった瞬間はなかなかであった。
おそらく皆さん堅かったので、次回のLiveでは
もっと面白いことになる事が予想される。
さて、明日は慶應のオリエンテーションLiveの最終日である。
新入生の方々はもうサークルは決まったであろうか?
もし、まだなら音楽練習棟の地下に来てみてはいかがでしょう。

2003年04月07日

Live!

4月3日より、長期にわたって行われた慶應のオリエンテーションが
ついに終了した。
最終日は既に皆疲れ果てていて、逆に開きなおって演奏をしていた。
これがまた妙に勢いがあって良い。
新入生も例年より少し多めに来ていたようで
なによりである。
さしもの私も疲れた。
とりあえず、今日はこのまま寝るとする。

2003年04月08日

一日遅れで

今日気づいたのだが、昨日は鉄腕アトムの誕生日ではないか。
うーん。時の経つのは早いものである。
手塚氏が描いていた世界とは非常に異なるが
今は今で発展したのではないだろうか。
個人的には渋滞は解消して欲しいところである。
車が中を舞えば渋滞などは起こらないと思うのだが。
未だ石油に頼った車が道路を堂々と走っている。
せめて、水で動く位のことは出来て欲しいところである。
そうすれば、現在のガソリンスタンドの土地を使用して
もっと他のサービスが展開されることだろう。
と口で言うのは非常に簡単である。
それぞれの会社の利益不利益は理解できるが
もっとスピーディーな発展を求むところである。

2003年04月09日

きのこ

今日TSUTAYAにて面白いCDを見つけた。
きのこオールスターズの「きのこの唄」である。
なんとも興味をそそられるネーミング。
本来の目的はHRの主題歌である奥田民生の「まんをじして」を
借りに言ったのだが、その隣に置いてあったのである。
早速、アホっぽい事が大好物な私は気が付いた時には
その二枚を持ってレジに並んでいた。
家に帰って、すぐに聞いてみると何とも脱力感溢れる名曲である。
奥田民生氏のやる気の無さとはまた違ったやる気の無いVocalが良い。
そのやる気の無さと言ったら高田純次くらいやる気がない。
そしてその後で聞いた奥田民生も相変わらずである。
つまり、この二つのCDを聞いた直後は本当にやる気がなくなる。
高田純次と所ジョージに挟まれているくらいである。
そんなこんなでもう5時間以上MDにてリピートしてしまっている私である。
この面白いCDはお薦めである。
ただ、心に余裕のない人が聞くと壊したくなるやもしれないので
注意が必要である。

2003年04月10日

スピード記録

ついに本日、このHome Pageをリニューアルしてから数えて
1000のアクセスを越えることが出来た。
個人のHome Pageとしては、非常に良い数字である。
これも皆様のおかげである。
感謝するばかり。
今後も面白い企画や記事を書き続けて行くので
是非是非、アクセスして頂きたい。
また、友人に勧めて頂くとこれまた嬉しい。
頑張ります。

2003年04月11日

カラス

都会のカラスはやかましい。
まぁ、カラスの声が大きいのではなく
人間とカラスの距離が近いからなのであろう。
それはさておき、最近家の回りのカラスの声を良く聞いてみることにしている。
実は気づいたことがある。
やつらは、相当声がでかい。
最初は距離の問題かと思っていたのだが
離れたマンションの屋上にいるカラスの声が
これまた良く通る声なのである。
と言うことは、、、腹式呼吸!
そう、彼等は腹式呼吸により、素晴らしい発声方法を身につけている。
こっちとら、正しい発声をするのに今でさえとんでもなく苦労しているのに
やつらは生まれつきその才能に恵まれているのである。
その上、体も大きく頭も良い。
良いことずくめではないか。
そう思ったら、無性に鳴き声がやかましく聞こえるようになった
今日この頃であった。

2003年04月12日

Live!

今日はご存じ東京大学、略して東大の「Pomp」というサークルの
オリエンテーションLiveを手伝ってきた。
慶應とはまた違った雰囲気で良いものであった。
Liveは駒場という場所で行われた。
ミーハーな私はてっきり「赤門をくぐれる!」と
内心大はしゃぎだったのだが、実は赤門があるのは
本郷のキャンパスだけなそうな。
しかも、駅の出口で「東大口」と書いてあるのを「東口」と読み違え
違う出口から出てしまったが為に、東大の場所が解らず
駅員さんに聞いてしまった。
そこで悲劇は起きたのである。
実は東大は駒場東大前という井の頭線、通称「イノヘッド」の駅の
真裏にあるのである。
しかし、始めていった私は知らずに違う出口から出てしまったのだが
実はその出口からも目と鼻の先にあるのである。
それなのに駅員さんに聞いたもんだから、さぁ大変。
駅員さんはおそらく新入生とでも思ってくれたかも知れない。
しかし、駅のホームには「東大口」と大きく表示して
アホでも間違わないようになっているのに
なんだこいつは?と思ったことだろう。
しかも、駅員さんの頭の中では私は東大の新入生。
「お前裏口入学でもしたんじゃねぇのか?」というような口調で
自分の真後ろをさして一言「あっち」と言ってくれた。
私はそんな心理も知らずに「あっちって言われても・・・」と返す。
すると彼は「この真裏にあるんっすよ!」とあきれて言う。
それで私はお礼を言って行ってみると
歩いて10歩のところに入り口が・・・・。
ちょうど影になって見えなかっただけであった。
その時、私は彼の心理を悟ったのである。
いっそのこと、戻って弁解しようかと思われるほどの誤解を
見事に招いてしまったが
結局のところ、無事に東大の7号館の721教室に辿り着くことが出来て
Liveも素晴らしい出来映えだったので
結果オーライという事で強引に閉めさせて頂く事にする。

2003年04月13日

ゆーきや・・・・

そう。みなさんご存じの冬の童謡といえば
この歌である。
しかし、みなさんの多くは勘違いをされている方が多い。
ゆーきやこんこん
と歌ってはいないだろうか?
実はこの歌の本当の歌詞では
ゆーきやこんこ
あられやこんこ
なのである。
先日このブログを見ているKOCO'sのメンバーに
カロリーメイトの、ちびノリダーのネタは
既にみんな周知の事実だと物言いがあったのだが
今回ばかりはカロリーメイトの、ちびノリダーの屈辱は
果たせたのではないだろうか。
KOCO'sの方々、いかがかな?

2003年04月14日

New Sax

実はひょんな事からヤナギサワにてSaxを作ることになった。
そう。伊勢モデル。
これはプレーヤーにとっては本当に夢のような話である。
よくぞ私の元に転がり込んでくれた。
今日はその最終打ち合わせだったのである。
緊急な予定だったので、元々入っていた予定を
キャンセルせざるを得なかった。
キャンセルされた方。本当に申し訳ない。
緊急の事とはいえ、本来はNGである。
懲りずに私を使って欲しいと願うばかりである。
で、話は戻ると本当は一から作るという話もあったのだが
最終的には一つ一つの個体差が気になったので
元々ある、良いモノをカスタマイズする事となった。
見た目はヤナギサワのピンクゴールドのSaxなのだが
中身が違う。
実はソリッドシルバーなのである。
非常に中高音がきらびやかで良い音がする。
とりあえず、音の部分で問題なかったので
もしかしたら16日のLiveにて初お目見えするかもしれない。
完成すればそれこそ世界に1つしかないSax。
うーん良い響き。
あー、ミーハーなり。

2003年04月15日

クラリネットの歌

歌ネタ第二弾である。
パパからもらったクラーリネット・・・
のクラリネットの歌というのがある。
私は小学生の頃にその歌につっこみを入れていた
ドとレとミとファとソとラとシの音がーでなーい・・・
と歌っている。って「全部やないか!」と思っていたのだが
ふと最近になって気づいてしまったのである。
いわゆる大人のへりくつというモノであろうか。
「Pianoで言う、黒鍵が出るじゃないか!」
つまり、F#のKeyのペンタトニックスケールはOKである。
と言うことはアドリブまで取れるではないか。
しかも、Keyが移動しない限り、絶対にミストーンが出ない。
何と言ってもペンタトニックスケールしか出ないのだから。
まぁ、リードミスという可能性もあるが
音が出ない場合、アンブッシュアが狂わない限り
リードミスは起きにくい。
何ともミュージシャンに取って都合の良い楽器であることか。
素晴らしい。
しかーーーーし。
ここで終わる私ではない。
もう一つ問題点がある事に気づいたのである。
今の私の理論は、確かに歌詞の音が出ないのであれば
Pianoなどであれば可能である。
問題はこの楽器がクラリネットという木管楽器であるという所にある。
木管楽器は基本的に一つの管に色々な穴を空けて
その穴を塞ぐことで音程を調節する楽器である。
しかし、この楽器の構造には問題点が一つある。
穴がちゃんと塞がっていないと、それより下の音は出ない。
一般的に穴を空けることで調節しているのは音程であり
それはい息が入る入り口から最初に空いている穴の距離が
短いほど高い音程の音がでる。
つまり、あの歌詞で一番高い音はシの音である。
これは非常に高い位置にあり、この音が出ないと言うことは
それより下の音は全部出ない。
つまり、黒鍵の音も出すことは不可能となる。
結局、元の結論に戻ってしまった。
ただ、私のガキっぽい心で最後の悪あがきをしてみた。
「じゃ、フラジオなら出るじゃん・・・」
Sax吹きしか解らない終わり方で申し訳ない。

2003年04月16日

Live!

本日は今年二回目のKICO with FriendsのLiveであった。
Live Houseも二回目となる赤坂Graffitiで行った。
音の雰囲気も二回目という事で多少予想がついたので
前回よりもリラックスして演奏出来たと思う。
久々にLiveに来てくれたお客さんもいて、非常に楽しかった。
勿論、常連の方々もいつもいつも本当に感謝である。
Liveも大入りで、盛り上がったと思われる。
Guitarの永井さん(漢字間違ってるかも・・・)にもお会いして
貴重なお話をすることが出来た。
また、帰り際にPAの方ともお話しすることが出来、良い一日だった。
実はこの間のサンレコで赤坂Graffitiが特集されていて
その時にPAさんがインタビューされていたのを見て
お話ししたいと思っていた所なのであった。

で、今日のネタとしてリハが始まる前の待ち時間で
Graffitiの前で時間を潰していると、素晴らしい会社員の方がいた。
年齢はおそらく50歳中盤なのだが
あの赤坂の街を堂々とB'zを大声でシャウトしながら
悠然と私の前を通り過ぎて駅の方にあるいていった。
風貌からして、普通に会社である程度の役職についていると思われる。
うーん。素晴らしい。

2003年04月17日

休日

今日はレッスンの仕事はあったのだが
久々にゆっくり出来た。
Saxも昨日はLiveというある程度変わった空間でプレイしていたので
やっとゆっくり吹く時間を取ることが出来て
色々な性質が解って、今後のスタイルに非常に面白く
関わってくると思われる。
しかし、Liveの後の休日というのは実に良いモノである。
だいたいの場合Liveの前は非常に忙しい日々が続くので
それを振り返りながら、貯まっていた自分の好きな事を
ゆっくりとまとめてやりながら過ごすのが実に良い。
そして、また次の忙しい状態に向けて精神的にも
肉体的にも準備を整える。
素晴らしい。実にリラックスした一日であった。
明日からまた忙しくなるので本日はこの辺で。

2003年04月18日

グリコ

大阪にある大きなグリコの看板が
大阪で初の指定景観形成物になった。
もう大分前からあるのだが、ここ最近観光客が減ったのであろうか
私は大阪には二度ほど行ったことがある。
道頓堀のあの通りを歩いていると、半分仲間意識、半分異国のような
不思議な感覚に襲われる。
面白いモノで今後はこの看板のデザインを変えるだけでも
市と会社で相談しなければならないらしい。
会社に取っては名誉と迷惑が微妙にミックスされた気持ちであろう。
市が言うには、明日への希望を与え道頓堀の風景には欠かせない
建物の一つだという。
個人的には食い倒れ人形やカニ道楽のカニの看板の方が印象的である。
ただ、希望を与えるような建造物ではない事は確かである。
食い倒れ人形の顔を見て、希望を見いだせる人はBBSへ。

2003年04月19日

選定

慶應のクロスオーバー研究会の新入生の依頼で
渋谷のSelmer JapanにてAltoSaxの選定を行った。
彼は元々Tenorを吹いており、今度Altoにも挑戦したいとのことであった。
今回は6本の中から選んだのだが、Tenorから移るのに
丁度良いSaxあって良い結果となった。
特に、メイヤーのマウスピースに関しては非常に良いモノがあり
彼の今後の活躍が期待されるところである。
今後とも頑張って頂きたい。

2003年04月20日

チャレンジャー

私の友人に京都大学の人がいる。
今日はその友人に教わった面白いHome Pageをご紹介しよう。
とにかく笑った。
この折田先生という方は本当に幸せ者である。
もしお笑い芸人だとしたら、こんなにいじってもらえると言うことは
本当に名誉な事であり、素晴らしい人間である証拠である。
そもそも人々に感心を持ってもらえるということは
それだけ、その本人に何か魅力があるという事であり・・・。
いい加減に無理が出てきたのでこの辺にしておくが
ホントにここまでやる人は素晴らしい。
まぁ、意地という部分もあるだろうが
自己表現としては立派なものである。
基本的には撤去された時点で諦めるはずである。
そこで終わってしまっては、この話は盛り上がらないのだが
それでも続けた事に、この話の美学があるのである。
いきなりこの文章を読んだ方には何が何だか解らないと思うが
とにかくこのWeb Siteをご覧頂きたい。
私はこの行為をした人をエンターテイナーとして、ある意味尊敬する。
http://freedomorita.web.fc2.com/index.html

2003年04月21日

切れてるチーズ

今日、近くのコンビニに行く用事があった。
私は常日頃から、自分では解っていても
どうしても変な映像が頭をよぎってしまう事がある。
それは、「切れてるチーズ」である。
コンビニやスーパーであれを見ると
どうしても彼が「うるぁ!」とキレてるように思えるのである。
最近は見かけないがCMでも「なんじゃこるぁ!」と
彼がこちらにガンを飛ばしている映像が浮かぶ。
まぁ、これに関してはおそらく私だけだと思うのだが
みなさんも、全然そんな事はないのに
ついついそう思ってしまう事はないだろうか。

2003年04月22日

出発前夜

ついに明日NYへ出発である。
今日は最後の講師の仕事があったのだが
いやはや、荷造りで一杯一杯である。
仕事はしっかりこなしたが、その前後はもう滅茶苦茶である。
さすがに勉強しに行くということで、何か足りないと良くない
などと考えてしまい、荷物の取捨選択が非常に難しい。
向こうとは時差があるので
日付や、更新時間に多少のズレが生じると思うが
お気になさらず、読んで頂きたい。

2003年04月23日

出発&到着

本日、NY時間の15:00に無事NYに到着することが出来た。
まず、飛行機での失敗を一つ。
思いっきり田舎者の私は、CAに「何か飲み物は?」と
英語で聞かれたので、思いっきり「Ice English Tea Please.」と
言ってしまったのである。
すると、隣にいたFeu氏が間違いを指摘してくれた。
「Ice」とは日本語での言い方であって英語ではそうは言わない
英語では「Cold」なのである。
まだNYに着く前なのに、思いっきり行く前からつまづいてしまった。
しかし、CAがみんな外国人で英語しか話さないというだけで
既に感動してしまっている自分が情けない。
やっと飛行機を降りて、入国審査のカウンターに行くまでの
ちょっとしたアーティスティックなオブジェにも
大いに感動しているくらいなので、今後どうなるか全く想像がつかない。
ついに入国審査のカウンターに着き、今度は得意げに
観光であることを伝え、やっと英語でリベンジすることが出来た。
その後、いよいよ荷物検査と思い考えつく限りの答えを用意していたが
残念な事に荷物検査がないのである。
今の世界状況からJFK空港のセキュリティーは相当厳しいと
考えていたのだが、実際にはそこまで厳しくはないのである。
まぁ、日本からアホ面でいかにも観光という雰囲気の
私達を警戒する人間も少ないであろう。
荷物審査は飛行機に乗る時に成田で受けた荷物審査だけであった。
そうそう成田で飛行機に乗る時の面白い出来事が一つ。
成田を出る時に、アメリカに持っていっては行けないものとして
アルマジロとウミガメがあった。
他に持ち込まれてはまずいものが沢山あると思うのだが・・・。
とりあえず、お世話になるGaku氏の働いているHotelに行き
荷物を預けて、彼の仕事が終わるまでの少しの間
NYCを見て回った。
44westの44th St.の近辺を歩いたのだが
とにもかくにも、刺激だらけで面白すぎる。
おそらくミーハー根性全開になっている為とも思われる。
しばらく見て回ってから、少々疲れたので
どこかに入ろうという事になり、日本で散々言われていた
アメリカのマクドナルドに入ることになった。
アメリカから帰ってきた友人は皆が口を揃えて
「サイズがワンランク違う」と言っていたのだ。
早速いって様子を見ていると、ハンバーガー類は
日本とほとんど大きさは変わらない。
しかし、ポテトとドリンクの大きさが違う。
こちらのMサイズは日本で言うLLである。
ドリンクに至っては、LLよりも大きい印象を受けた。
味は、全く変わらなかった。

明日から、本格的にレポート開始である。

2003年04月24日

TOTO

今日は中学の時からの憧れのBANDである「TOTO」のLiveを見てきた。
場所はB.B.King Blues Clubである。
実は今日が最終日だったらしい。
チケットを買いに行くと
既に1stのステージはSold Outになっており
最後の2ndのステージのチケットを購入した。
その後で、時間があるので夕食をどこかで取ろうという事になり
これもまたTVなどで良く特集されていた
Grand Central Stationの中のOyster Barに足を運んだ。
メニューを見ると、なんとも20種類以上の牡蠣が置いてある。
Gaku氏にお願いして、適当に見繕って頼んでもらった。
値段はだいたい一つ$2前後である。
非常にアメリカっぽい雰囲気の良いBarであった。
仕事帰りの人々がちょっと寄って、ガッと食べて飲んで話して
みな帰ってゆく。
日本と違って、Barには時計がまず無い。
それだけ、時間を気にせずにゆっくりしてもらいたいという
心遣いであろう。素晴らしい。
一通り食事を済ませてからLive Houseに向かった。
このLive Houseは大きさは日本のBlueNoteTokyoとほぼ同じである。
席はステージに向かって右サイドであった。
音響的に、少々心配していたのだが、Liveが始まって驚いた。
まず音が凄く良い。
普通なら正面の中央よりも気持ち後ろの場所が一番音が良い。
なのに、このLive Houseでは右サイドでも
十分にバランスが取れているのである。
そして、距離も少しあるかと思っていたのだが
思ったよりもずっと近かった。
目の前でスティーブ・ルカサーを見ることなど
滅多に出来ないことである。
日本でTOTOのLiveを聞こうと思ったら8000円は堅い。
しかし、ここではたった$35である。
有り得ない。
Drumsのサイモン・フィリップスも凄く良い。
ジェフのDrumsとはまた違った良さがある。
また、演奏がとにかくタイトであり、余計な音が全く出ていない。
ちょっと遊びの音を入れても、とても重みのある音が出てくる。
とにかく感動しまくりである。
曲は最初からいきなり名曲メドレーである。
もう全曲知っている。というかCDに穴が開くほど聞いた曲である。
最近は聞いてもあまり感動しなかったのにLiveで聞くと
ここまで違うモノになるのかと実感させられた。
有名なAfricaやRosana、Georgy Porgyを始め
本当に涙が出てしまった。
日本のBlue Note Tokyoで見たハイラム・ブロック以来である。
NYに来て、いきなり感涙してしまった。
明日はリンカーンセンターへマイケル・ブレッカーや
ウィントン・マルサリスを見に行く予定である。

2003年04月25日

Jazz

今日はJazzの本場、NYのJazzを体験してきた。
場所はリンカーンセンター。
Jazzではなくオペラで有名な所である。
Live Houseというより、コンサートホールという感じで2700人収容できる。
これまた驚くほど優美で、しかも音がすこぶる良い。
本当に真っ直ぐ抜けてゆく。
私の座った席は前から19番目の右から5番目であった。
ちょうどPA席の少し前だったので音は最高に良かった。
出演者はデイブ・ホランド、マイケル・ブレッカー、ジョー・ロバーノ
ウィントン・マルサリス、他である。
最初はブレッカーを見られるということで喜んでいたのだが
実際にステージを見てみると、なんとジョー・ロバーノまでいるではないか。
ジョー・ロバーノはストレートアルトやストレートテナーで
非常に有名なSaxPlayerである。
前から非常に興味のある楽器だったので本当に嬉しかった。
最初はデイブ・ホランドのBANDで最後の曲にだけ
ウィントン・マルサリスとジョー・ロバーノ、マイケル・ブレッカーが
ゲスト出演していた。
ジョー・ロバーノはこの一曲だけの出演であった。
彼は今日はストレートアルトを使用していたのだが
本当にSopranoSaxの様な音がする。
それでいて軽い音ではなく、太く優しい音であった。
なるほど、これは面白い。
これでTenorをストレートにしたモノなら
どんな音がするのか、非常に気になるところであった。
ジョー・ロバーノとマイケル・ブレッカーともう一人
デイブ・ホランドのSaxがいたのだが
三人で順番にソロを回すと、やはりマイケル・ブレッカーが
ずば抜けて良いプレイをしていた。
散々コピーをしておいて、実は彼の演奏を生で聴くのは始めてである。
他の二人には悪いが、明らかに引き立て役になっていた。
音も、彼の音だけドンと前に出ていて良い。
そして、いよいよマイケル・ブレッカーのBANDが登場した。
Drums、A.Bass、Guitar、Saxの構成だった。
少々ブレッカーの一人舞台という感じもあったが
それでも、十分に幅のあるパフォーマンスで観客を魅了していた。
それに、アンサンブルも素晴らしいモノであった。
普通に誰かが何か仕掛けたら他のメンバーが何か返すというだけでなく
まるで示し合わせたように、いきなり何か仕掛けていく。
これが本当のJazzなのかと実感した。
やはりJazzはCDよりもLiveの方が圧倒的に素晴らしい。
CDではやはり迫力に欠けるモノがある。
そんなこんなでLiveは終了した。
感涙するといった種類の感動ではなかったが
非常に良い演奏を聴く事が出来て、凄く勉強になった。
そして、22:30くらいにSubwayに乗った。
夜の地下鉄と言うことで緊張していたが、さほど危険そうな
雰囲気もなく、人も多かったので問題なかった。
帰宅してから、3人でチャイニーズの出前を取ることになり
始めてアメリカのチャイニーズというものを体験した。
日本で言う中華料理というものとは全く別物である。
本当にリーサルウエポンやジャッカルなどの映画でみた
紙の容器に入っていて、素で感動してしまった。
安い根性である。
明日は、まだ本当に本人かは解らないが
Joe's PubにOmer's Soca Trioを見に行く。
本当にオマー・ハキムだと良いのだが。

2003年04月26日

Latin

今日はOmer Sosa Trioを見てきた。
そう。私が読んでいるTime Out紙の表記が間違っていた。
Omer's Soca Trioになっていたのである。
この微妙な間違いで私は勘違いしてしまったのである。
この間違いはチケットを買った時に解ったのであった。
場所はJoe's PubというLive House。
ステージの大きさは本当に小さく、グランドピアノと
パーカッションを置いたらそれで一杯一杯であった。
箱の大きさはCrocodileの1.5倍くらい。
ステージの割には結構大きい。
チケットを買って、席に向かう。
早めについたのでピアノの目の前の席であった。
Liveが始まってみるとやはりチケットの表記どおり
オマー・ハキム氏のBANDではないようだ。
しかし、音を聞いてみると内容はバリバリのCubaサウンドである。
最初はPianoとPercussionでガンガン押していく曲を
立て続けにプレイしていく。
その後でVocalというよりもラッパーといった方が良い
パフォーマーが登場した。
とにかく動きが可笑しい。
強烈なメッセージをドンドン送り込み、観客をわかせる。
そのパフォーマーは明らかにCubaっぽくはない。
しかし、この異様な雰囲気が一層Cubaリズムを引き立てる。
最後の方で、TenorSaxが登場した。
徹底的に効果音や早いパッセージを詰め込むタイプのプレイヤーだった。
Saxを聞かすというより、PianoとPercussionを引き立てる雰囲気だった。
PianoとPercussionがCubaから来た人らしく、その二人が中心らしい。
その二人を見たい人にしてみれば、非常に良いメンバーである。
本当にCubaのリズムを生で見れた事は大きい。
今後の曲作りなどに大きく役に立つだろう。

2003年04月27日

Cafe

今日はGaku氏の妹さんの友人のSayuri氏に
West Villege,Little Italy,Nolita,Sohoを案内して頂いた。
実は私のプロデューサーのMichi氏から教わった
色々な穴場のスポットの場所が良くわからなかったのである。
とくに、今日案内してもらった所は、NYCの中でも
整理された区画ではなく、道に迷いやすい所なのである。
Sohoで待ち合わせをして、その後でお薦めのCafeに入った。
やはり、地元の人が行くCafeはひと味違う。
日本のCafeというとBGM程度に音楽を流すが
ここでは話がしにくい位にガンガンに音楽を流して
みんな大声で叫んで話している。
BreadというSohoのお店だったのだが、外観も非常に良い。
白い建物で、テラスというか道に思いっきりはみ出して
机やら椅子が置いてある。
こちらのCafeの特徴として、ちょっとお洒落な所には
看板があえて無いのである。
つまり、店に入って中をちょっと見てみないと
店の名前すら解らないのである。
外観だけで人を呼ぶというのは非常に面白い。
その後で、お薦めの場所や私が行きたいのだが解らない場所を
軽く通って、BlueNoteの前を通り、パンフをもらい別れた。
彼女は今度日本に出来るフォーシーズンホテルの
デザインを手がけている会社に勤めている。
それだけに、非常にアーティスティックな場所を沢山教えてもらい
後日、ゆっくりまた見て回ろうと思う。
明日はマイク・スターンのLiveを見に行く。

2003年04月28日

Mike Stern

本日、諦めかけていたMike SternのLiveを見ることが出来た。
日本を出る時に丁度、彼のLiveをやっていて
こちらに来る頃には終わっていたのである。
しかし、インターネットに掲載されていないお店で
Liveを行っていたのである。
彼のLiveは22:00からだったので、それまで時間を潰しに
Midtownを散策することにした。
Gaku氏の話によると、W47stの近辺に楽器店の通りがあるという。
大分迷って、やっとその楽器店の通りに着いた。
その頃にはもう19:30を回っていて、あまりお店は開いていなかった。
一つだけ開いていた管楽器店に入ると、素晴らしい広さである。
楽譜も非常に充実していて、真面目に全部見て回ろうとすれば
2時間くらいかかるだろう。
これと同じくらいの広さの管楽器店がサッと見ただけだが
あと2つはあった。
その内の一つは中古も取り扱う管楽器店であった。
とにかく後日かならずゆっくり見て回ろうと思う。
絶対に試奏したい楽器が幾つかあったのだ。
その後、食事をしにバーガーキングに入った。
数年前までは日本でも良く見かけたのだが
最近はめっきり見なくなってしまった。
アメリカということで、やはり小さめを頼んでみる。
日本のLと大体同じくらいである。
こちらのLを頼むと、一見2Lは入るかという巨大な容器に
飲み物が来る。
ポテトなどはそれだけで3食分の大きさである。
その後で、今日のLiveがある場所へSubwayで移動した。
それでも時間が余ったので、今度はスターバックスに入った。
日本とは全然メニューが違う。
数が圧倒的に多いのである。
日本だと、店舗の広さの関係で機材などが入れられないのだろう。
しかし、こちらの人々は異常である。
体の大きさでは、私とあまり変わらない女性でも
平気で2Lのペットボトルの様なフラペチーノを飲んでいる。
あんなモノをそんな量飲んだ日にゃー、とんでもない事になる。
それでいて、太ったりしていないヤツもいる。
無茶苦茶である。
やっと時間になったので、いよいよ今日のLiveが行われる
55BarというLive Houseに向かった。
とにかく狭い。
最初は、この店でどうやってLiveをやるのか全く理解できなかった。
しばらくすると、奥のスペースをちょっと片付けて
3メートル四方のスペースを作った。
そこにDrumsとBassがやって来て準備を始めた。
確かに何とか演奏スペースは確保出来ているようだ。
ではPAは?などと考えたのだが、ここではPAは無い。
つまり全部生音なのである。
Mike Sternみたいな人が生音でLive!?
と思っていたが、どうやら本当に生音だけのようだ。
今日のメンバーはDrumsはRichie MoralesでBassがLincoln Goinesだった。
私はCDでしか聞いたことがないので、生で彼等の演奏が見れるというのは
非常に嬉しい限りである。
それにMike Sternもあまり日本でLiveを行っていない。
それが、こちらでは結構頻繁にやっていて値段も異常に安い。
今日も、ドリンクが2つ込みで$15である。
日本のBlue Noteなら、このドリンク2つで、十分に$15を超える。
その上、Music Chargeを取られるのだから、本当にこちらは安い。
たった$15でLiveが見れて、飲めてと、本当に素晴らしい。
BassとDrumsの準備が終わって、22:00を回った頃に
やっとMike Sternが登場した。
開演時間を過ぎてからやって来て準備を始める・・・
何ともアメリカンな感じが良い。
最初はゆったりとMike Sternのソロで始まった。
プレイの種類とか、好き嫌いなどは抜きで
一つの楽器を本当にやり抜いている人の音がする。
まるで自分の体の一部のように、次々と音が出てくる。
本当にCDとは全く違う。
これを見てしまうと、もしNYCに住んでいたら
彼のCDは買わずに、Liveを見に来るだろう。
それ程、圧倒的にCDとは違った。
CDでは、表現しきれない部分は沢山ある。
こういうLiveを聞いてしまうと
CDとは本当はデモテープの様なもので
それが実際のLiveよりも値段が高いというのは
バカバカしく思えてしまう。
Liveは徐々に盛り上がりを見せ、Richie Moralesが
爆音でDrumsを引っぱたいて行く。
Lincoln Goinesはそれとは逆に、静かに盛り上がりを見せる。
この二人の関係がMike Sternの演奏をしっかり支えている。
Richie Moralesも音は大きいが、Mikeのプレイを決して邪魔しない。
Lincoln Goinesも、控えめだが出るところはしっかり出てきて
全く無駄がない。
素晴らしいコンビネーションである。
PAが無くても、音量バランスはしっかり彼等が取っているのである。
最後は大きく盛り上げてLiveは終了した。
私の席はBANDの目の前で、彼等との距離は1メートル弱である。
まるでステージにいるかの様な距離だった。
まさかこんな席が取れるとは思わなかった。
しかも、このLive Houseはステージが無いので
視線の高さも全く同じである。
たまにMikeは私の目の前30cmの所でGuitarを弾いてくれた。
とにかく素晴らしかった。
Liveが終わってからRichie Moralesとはあまり話すことが出来なかったが
Mike SternとLincoln Goinesと話をして、写真を取った。
何とも夢のような一日であった。

2003年04月29日

初レッスン

ついに待望のレッスンが今日行われた。
先生の名前はAlec Haavikである。
2m近くある大男なのだが、非常に優しい風貌であった。
彼はTenorがメインで、最近まで韓国に長期滞在していたらしい。
なので、NYで今のところLiveは行っていないとのこと。
早速、基礎からたたき直してもらおうと交渉してみた。
まず自分が普段やっている基礎を見せた。
「great」の一言で終わってしまった。
その後で彼が教えてくれたのは、Saxを吹く前のエクササイズである。
つまり、基礎の練習方法は一応問題無いと言うことらしい。
で、より早くSaxを吹く体にするためのエクササイズを教えてくれた。
つまり、スポーツ選手のウォーミングアップである。
そういえば、Saxを吹く時に準備運動なんてしたことが無かった。
いつもいきなりフルパワーで吹き始めていた。
なるほど、これをやると体の緊張というか、準備が出来ていくのが解る。
彼はTenorということで、私よりも体への負担が大きい。
なので、こういう準備運動も念入りに行っているらしい。
一通り教わってから、今度はインプロビゼーションのレッスンである。
初見でRecorda-meという曲をいきなり吹いて、アドリブをしろという。
メロを吹くのがメインではなく、アドリブを見たいという。
結構キーチェンジの多い曲で、All The Things You Are位の難易度である。
いきなりGiant Stepsじゃなくて良かった。(笑)
5コーラス位やったところで、一度止めた。
基本的には良いとのこと。
ただ、コードに少し囚われていると言うのである。
実は、最近コードをもっと突き詰めて、スケールや連結の仕方を
非常に悩んでいた所だったのである。
しかし彼の言う事は全く逆であった。
もっとFreeになれという事らしい。
そして、自分独自のスケールを作るという事を教えてくれた。
ここからは企業秘密としたいので、作り方云々は秘密。
彼のスケールを見てみると、本当にFreeな感じがする。
アウトしているとも言えるし、オルタードっぽい雰囲気で
アウトしていないとも言える。
これは非常に興味深い。
私が悩んでいた事を、全く別の角度から解決してくれたのである。
勿論、これで全部OKというわけではない。
しかしながら、これは今後のプレイに非常に大きく影響してきそうである。
そんなこんなで、レッスンは終わった。
来週の火曜日にまたレッスンをする事になっている。
非常に面白いレッスンであった。
その後、家に帰ってこの文を書いている時に
なんとEtherケーブルが途中で切れてしまった。
これは非常にまずいという事で、またマンハッタンに出た。
こちらの有名なパソコンショップの一つである「CompUSA」という
お店に行って来た。
店に入って見ると、何とも驚いたことが一つ。
MacintoshもWindowsも日本よりも安いのである。
よくよく考えてみれば、高級ブランド品と同じで
アメリカの会社、つまりAppleやDellなどであるが
こっちが本場なのだから、安いのは当然なのである。
と、買ってもいないのに得した気分でいる私に不幸が訪れた。
日本でEtherケーブルというのは非常に安くて
10mでも1000円するかしないかなのである。
しかし、しかしである。こちらでは14feet約4.1mのケーブルが
なんと$32もするのである!!!
しかし、背に腹は代えられないという事で泣く泣く購入。
これがMike SternのLiveの二倍とは・・・。
なんとも涙ぐましい事である。
彼のLiveなら、日本で5000円以上の価値がある。
カルチャーギャップというか、何というか・・・。
ともあれ、なんとかこのDiaryを書くことが出来たので良しとしよう。
明日は、チェルシーの方を色々見て回ろうと思う。

2003年04月30日

ギャラリー

今日は久しぶりに何も無い日なのでNYCの中でもギャラリーや
古本、中古CDなどを売っているお店の多いチェルシーに出かけた。
まず、最初にイーサン・ホークが撮影に使ったホテルで有名な
チェルシーホテルに足を運んだ。
外観、内装ともにあの映画そのままである。
非常に素晴らしいホテルである。
特に綺麗とか、そういう事ではなくて、雰囲気が非常によい。
ロビーや廊下、受付のカウンターなど、良い感じである。
こんな所で曲を作ったら、さぞやはかどるのであろう。
次に、いよいよギャラリーのStreetに足を向けた。
10ave.と11ave.の間で22~24st.の周辺は、そういう所が多い。
いろいろ見て回って、Michi氏のお薦めの「303」という
NYで今、キュレーターなどの間で絶賛の場所に到着した。
中に入ってみると、既に幻想的な雰囲気が漂っている。
オブジェの様なもので全て正方形しか使っていないのに
これだけの雰囲気が出せるとは驚きである。
他にも髪の毛に関係するモノだけで制作したオブジェもあった。
これまた、髪の毛に関係するモノだけで色彩、質感など
非常に興味深い雰囲気である。
音楽で言えば、同じコードを使っても
ここまでの雰囲気を出すと言うことは非常に難しい。
この近辺は非常に勉強になった。
その後、リチャード・ギアも良く訪れるという軽い雰囲気の
アルミのバスを改装したような雰囲気のCafeで食事を取った。
店員のお兄さんが非常に格好良い。
まるでバッファロー66の主人公の男優のようである。
しかも私の片言の英語を理解しようと、非常に優しい。
これは女性ならコロッと行ってしまう風である。
そして今度は6aveの方へ向かい、そこから18st.に出た。
そこの通りは初版本ばかり取り扱っている古本屋や
JazzやClassicを中心に素晴らしい在庫を誇る中古CD屋がある。
本屋を回ってみると、古くさい良い雰囲気がもうプンプンする。
日本だと「汚い」と言ってしまうのに、この違いは何なのだろうか。
本棚も汚いと言うよりも年期が入っているという表現が似合う。
解りやすく言えば、ハリーポッターの映画に出てくる本屋の雰囲気である。
そして、ついに世界中のJazz,Classicのコレクターが集まる
中古CD屋「Academy Records&CD」に到着した。
もう棚の上の方までびっしりCDが入っている。
私は三回ほど背の高い人に頼んで取って貰った。
「ていうか、あんな高いとこ届くか!!」と言いたい。
そこでとりあえずCDを15枚くらい購入。
ジョー・サンプルの古いCDやコルトレーンのトリビュートを手に入れた。
他にもCubaやAfriceのCDも購入した。
さすがに疲れ果てて、帰路につくことにした。
もう歩き通しの一日であったが、収穫は大きい。